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墓っ地・ざ・ろっく!

Epica

【4/5】 EPICA 『JAPAN TOUR 2017』@名古屋クラブクアトロ

エピカ

【4/5】EPICA セットリスト

1. Eidola
2. Edge of the Blade
3. A Phantasmic Parade
4. Sensorium
5. Unleashed
6. The Essence Of Silence
7. Storm the Sorrow
8. The Obsessive Devotion
9. Ascension - Dream State Armageddon
10. Dancing in a Hurricane
11. Unchain Utopia
12. Cry for the Moon
EN
13. Sancta Terra
14. Beyond the Matrix
15. Consign to Oblivion

とりあえず、先日オープンしたレゴランドが絶賛大爆死中の「名古屋飛ばし」をしないシモーネたそマジ天使というか、Epica初来日決定と聞いてまず驚いたことって、東京大阪に次いでまさかの名古屋公演がブッキングされていたことで、普通に考えて安定の「名古屋飛ばし」だろうって思うじゃん。まぁ、そこは素直に喜ぶとして、一番の問題は客入りだ。いくら「絶対に来日したくないメタルバンドランキング」で上位に食い込むエピカが遂に奇跡の初来日を果たすったって、エピカのフアン層って正直未知数過ぎるし、それプラス「名古屋」だったり、「チケ代約8K(レゴランドの入場料よりも高い←こう書くとレゴランドが安く見える不思議!)」、そして「平日ど真ん中」という3つの悪条件が役満ばりに揃ってて、下手したらデフヘヴンの初来日公演で客が13人しかいなかった「伝説の名古屋公演」の再来、その記録を更新してしまうんじゃないかって、あの「伝説の名古屋公演」を観た伝説の13人の内の1人だった僕は、その悪魔=トラウマが蘇って「うっ、頭が...」ってなりながらも、開演3分前くらいに会場に入ったら流石に満員御礼ではないものの、普通に半分以上は埋まってて何か感動した。伝説の13人どころじゃない、100人単位だ。

僕が入場する間もなく、暗転して最新作『The Holographic Principle』のオープニングSEが鳴り始め、そしてメンバーが一人ずつ登場し、最後はお待ちかねのシモーネたそが登場からの"Edge of the Blade"を披露。その後はもう新譜の曲を中心に、初期の楽曲や全盛期の3rdアルバム『The Divine Conspiracy』からエピカ屈指の名曲"The Obsessive Devotion"や4thアルバム『Design Your Universe』から"Unleashed"をはじめとした新旧の曲を満遍なく織り交ぜながら、これぞ「プロフェッショナル」かつ「ベテラン」のライブパフォーマンス、そしてメンバー一人一人による、もはや初来日公演とは思えないような客煽りとノセる上手さに脱帽させられた。今日の客も客で、シモーネたそに「一緒に歌って」と煽られたら余裕で歌っちゃう、下手したら10年以上も来日を待ち望んでいたエピカガチ勢たちのアツい想いに感動したし、素直にスゲーってなった。

実際、マークはじめ楽器隊の煽りでアンコールを含めて三回くらいちっこ可愛いサーコーピッ!が起きたし、アンコ最後の曲ではちっこ可愛いWODが発生した。なんだろう、それくらい音源ではわからなかったエピカというバンドの多様性が具現化したようなライブだった気がする。勿論、バンドの花であるシモーネたその美声が冴え渡る楽曲もさることながら、シンフォニック・メタルとしてのダイナミックなスケール感から、エクストリーム・メタルとしてのブルータルな側面が目まぐるしくスリリングに場面転換していく姿は、なんだろう素直に「いいバンド」としか他に言葉にしようがなかった。

とにかく、シモーネたそのパッツンパッツンのレギンスの間に挟まれてそのまま昇天したいと思っちゃったんだからしょうがない。今日のシモーネたそはちょっとヒラヒラした漆黒の衣装で、歌の上手さなんて今更言うまでもなく、勿論バンド一の存在感を放っていた。とにかく、シモーネたその一挙手一投足の仕草がとにかくチャーミングでブヒれるし、そして何よりもシモーネたその美しい赤髪がファサ~と右へ左へ靡く「世界一美しいヘドバン」を生で見れただけでもう満足。あのサラサラヘアーにファサ~されたいと思っちゃったんだからしょうがない。

バンドの中心人物であるマーク・ヤンセンは、タンクトップいっちょでガッツリグロウルしたり煽ったりで終始楽しそうにしてて噂通りのイケメンだった。特に"The Obsessive Devotion"のマークマジイケメン。けど、メンバーの中で一番楽しそうだったのはキーボードのコーエン・ヤンセンで、始めはクルクルする回転式のキーボードで普通に演奏してたと思ったら、中盤からは太鼓式のキーボードでステージ前方に出てきて何か楽しそうにしてるなと思ったら、アンコールでフロア後方のカウンターの上に乗って弾き出した時は吹いた。振り向いたらすぐ後ろに何かデカい坊主頭のオッサンおったw

でも昨日の大阪のセトリ確認したら新譜の名曲"Universal Death Squad"と4thの名曲"Martyr Of The Free Word"演ってたみたいで、その個人的にオキニの二曲は名古屋では演ってくれなかったから泣いた。でも、その代わりに"Ascension - Dream State Armageddon"と、コーエンがウキウキに演奏する"Dancing in a Hurricane"は名古屋だけのレア曲かも。てか名古屋のセトリ結構玄人向けじゃなかった?しかし、ナゼ頑なに"Never Enough"を演らないんだ・・・。ネバイナやってくれよ。

個人的に、正直ここまでコテコテの「ザ・メタル」のライブって実は初めてかもしれなくて、いややっっぱメタルっていいなって思った。

Epica 『The Holographic Principle』

Artist Epica
えp

Album 『The Holographic Principle』
epicaholographiccdofficial

Tracklist

01. Eidola
03. A Phantasmic Parade
04. Universal Death Squad
05. Divide And Conquer
07. Once Upon A Nightmare
08. The Cosmic Algorithm
09. Ascension - Dream State Armageddon
10. Dancing In A Hurricane
11. Tear Down Your Walls
12. The Holographic Principle - A Profound Understanding Of Reality 

Epicaの来日公演って、一昨年に開催されたANATHEMAの2デイズ以上に、それこそKATATONIAが来日する事よりも奇跡的な出来事だと思うんだけど、だってあのLOUD PARKにすら一向に出る気配もなくて、もはやメタルフアンの間では「絶対に来日しないメタルバンド」リストの一つに名前が刻まれてるくらいの、そんな”シモーネたそ”ことオランダの歌姫シモーネ・シモンズ率いるEpicaの初来日が遂に実現するってんだから、なんかもう「やっぱセーソクって神だわ」ってなる。

自分の中にあるEpicaのイメージというか全盛期って、2007年作の3rdアルバム『The Divine Conspiracy』 と、2009年の年間BEST入りを果たした4thアルバムDesign Your Universeという2つの大傑作で、というのも、Epicaは次作となる5thアルバムのRequiem for the Indifferentという、Bullet for My Valentine『Temper Temper』Megadeth『Super Collider』と並ぶ【21世紀メタル三大駄作】の一つを生み出してしまう。正直、今でもあんなぐうの音も出ないような傑作を立て続けに放ったバンドが、ナゼあんなデモ音源みたいな言わば未完成品を発表したのか、もはや【メタル七不思議】の一つとしか思えないような出来事だった。紅一点シモーネたその歌メロをはじめ、根本的なソングライティング不足からマーク・ヤンセンのギター・リフやアレンジまで、まともに聴けるパートが一箇所もない駄作を、まさか天下のEpicaが作るなんて想像もしてなかった。しかし、その21世紀のメタルシーンに悪い意味で名を残す駄作の後に発表された、2014年作の6thアルバム『The Quantum Enigma』では、再び3rdや4th=全盛期の頃を彷彿とさせる扇情感マシマシのシンフォニック・メタルへと回帰し、オワコン化したように見えたEpicaは復活の兆しを見せる。そして、『ホログラフィック原理』という今流行りの宇宙ネタをモチーフにした今作の『The Holographic Principle』で、シンフォニック・メタル界の女帝として完全復活を遂げる。



鍵盤奏者コーエン・ヤンセンの実娘である幼女の語り部的な演出を交えてストーリー性マシマシに、まさにイントロからクライマックスなクワイヤをはじめストリングスやホーンをガンガン鳴らしたオープニングSEの#1”Eidola”から、綺羅びやかに弾むキーボードとクワイヤでアッパーに始まる#2”Edge of the Blade”は、ミドルテンポ主体のヘヴィでモダンなリフ、シモーネたその叙情的なサビメロ、そしてマーク・ヤンセンのアグレッシヴなグロウルパートのコントラストを効かせた、実にスタンダードなエピカソングだ。Gojira直系のエクストリームかつプログレッシブ、そして超絶epicッ!!に展開する#4”Universal Death Squad”、シンフォニックなイントロ→シモーネたそとマークの掛け合い→クワイヤパートまで超絶怒涛の宇宙スケールでドラマティックに展開する#5”Divide and Conquer”、壮麗優美なストリングスとシモーネたその美しすぎる歌声が織りなす極上のハーモニーが宇宙銀河の果てまで轟く#7”Once Upon a Nightmare”、再びゴジライクなキザミ系のリフ回しで展開する#8”The Cosmic Algorithm”、その流れを継いでエピカが持つ暴虐的な側面を大胆に曝け出すシンフォブラの#9”Ascension - Dream State Armageddon”、インド発祥の民族楽器シタールを擁したアラビアンナイト風のメロディをフィーチャーした#10”Dancing in a Hurricane”、そして10分超えの大作で表題曲を冠した#12”The Holographic Principle”まで、もちろん全盛期と比較すると多少の差はあるが、それでも一時のスランプからは完全に脱したと言っていい堂々の復活作だ。

エピカ

確かに、ブルータルなエクストリーム・メタル好きは今作より前作のが良いと感じるかもだが、アレンジの豊富さでは今作に軍配が上がる。とは言え、やっぱり自分の中では3rdと4thのイメージが強いので、この度の来日公演では是非とも3rdと4thの曲を中心としたセトリで、新譜からはチョコットだけ...みたいなセトリでお願いしますw つうか、もうこの際『Design Your Universe』完全再現でw
 
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