Artist Bliss Fields

Album 『Slowly, Forever』

Tracklist
01. It Comes in Waves
02. Satisfy
03. Clementine
04. Cycle
05. Sleep
06. Away
07. Stare
08. When We're Together
09. Slowly, Forever
10. Recluse

Album 『Slowly, Forever』

Tracklist
01. It Comes in Waves
02. Satisfy
03. Clementine
04. Cycle
05. Sleep
06. Away
07. Stare
08. When We're Together
09. Slowly, Forever
10. Recluse
2013年から2021年までIrisの名で活動していた、カナダはトロント出身の5人組Bliss Fieldsの1stアルバム『Slowly, Forever』がスゴイスー。なお、本作は改名前のIris時代に発表した2019年作の作品をAcrobat Unstable Recordsから再度リリースした形。
アコースティックギターを靡かせるイントロから、いわゆる90年代のMidwest Emoの影響下にあるギターボーカルのScott Downesによる内省的な存在感と青春ティーンムービーさながらの激情と焦燥感をまとった轟音ノイズをかき鳴らす冒頭の#1“It Comes in Waves”からして、バンドの自己紹介がてらティーンミュージックの側面を持つemo(イーモゥ)とシューゲイザーをイイトコ取りしたサウンド・スタイルを繰り広げると、一転して紅一点ベースボーカルのMeg Boniのウィスパーボイスをフィーチャーしたノイズポップの#2“Satisfy”や夢の世界を飛び越えて黄泉の世界へと誘うリフレーンが光るUKのオルタナレジェンドことスロウダイヴ大好きな#3“Clementine”、ドリーム・ポップ然としたリヴァーブを効かせたアルペジオ主体の#4“Cycle”や90年代のエモ/ポストハードコアの側面を持つ#5“Sleep”、その幻想的かつ神秘的なイーサリアル的サウンドとMeg Boniのメランコリックでフォークソング的な歌唱法からメロディまでも伝説のフォークロックバンドTrespassers Williamの正統後継者を襲名するかのような#7“Stare”、彼らのコアさを打ち出した表題曲の#9“Slowly, Forever”、モダンな打ち込みを擁する幽玄で仄暗い世界観を構築する#10“Recluse”まで、確かに音響意識の高いリヴァーブ全開のサウンドスケープや男女混成スタイルは、マイブラやスロウダイヴに代表される90年代の伝説的なシューゲイズ/オルタナバンドの系譜にある教科書どおりのドリーム・ポップだが、そのフックに富んだノスタルジックなメロディセンスは頭一つ抜けてるし、また要所でエモやフォークロックのアプローチを垣間見せる“ならでは”のオリジナリティもあるので、この手の王道的なシューゲイザーが好きならマストアイテムです。













