Welcome To My ”俺の感性”

墓っ地・ざ・ろっく!

2009年度BEST

2009年度BESTアルバムトップ15

皆さん明けましておめでとうございます。早速ですが「2009年BESTアルバム」の発表です。

2009年ベストアルバムトップ15!


15位 PARADISE LOST 「Faith Divides Us - Death Unites Us」
HR/HMのCDをてけとーにレビューするブログ
☆イギリス産 「ゴシック・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/paradiselostuk
ベストチューン 「Last Regret
  一言・・・ベテランの風格に満ちた「正統派ゴシック・メタル」の名作。

14位 EPICA 「Design Your Universe」
HR/HMのCDをてけとーにレビューするブログ
☆オランダ産 「シンフォニック・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/epica
ベストチューン 「Martyr of the Free Word
一言・・・もはや円熟感すら漂う充実した力作。

13位 dredg 「The Pariah, The Parrot, The Delusion」
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☆アメリカ産 「オルタナ/プログレッシブ・ロック」
マイスペース http://www.myspace.com/dredg
ベストチューン 「Information
一言・・・モダン・アート/プログレ・ロックの力作。

12位 SWALLOW THE SUN 「New Moon」
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☆フィンランド産 「メロディック・ドゥーム・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/swallowthesundoom
ベストチューン 「New Moon
一言・・・曲調の幅の広さが増し、洗礼された感の強いメロディック・ドゥームの名作。

11位 Amesoeurs 「Amesoeurs」
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☆ フランス産 「ポスト・パンク/デプレッシブ・ブラック・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/amesoeurs
ベストチューン 「Amesoeurs」
一言・・・どこまでも冷たく寂しく、そして気品に溢れたメランコリーなメロディの応酬。
このアルバムを最後に解散は非常に残念。

10位 THE GATHERING 「The West Pole」
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☆オランダ産 「オルタナティブ/プログレッシブ・ロック」
マイスペース http://www.myspace.com/gatheringofficial
ベストチューン 「The West Pole
一言・・・新ボーカルを迎え、心機一転となるベテランらしい力作。

9位 GHOST BRIGADE 「Isolation Songs」
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☆フィンランド産 「アトモスフェリック・スラッジ/プログレッシブ・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/ghostbrigade
ベストチューンMy Heart Is A Tomb
一言・・・ダーク・メランコリーが心地良い傑作。
あのポストロック界のモンスターバンド、God Is An Astronaut
フィンランド公演のサポートに抜擢された実力を持ち、
2010年のWackenやHellfestにも出演が決まっている。個人的に期待の若手。

8位 AMORPHIS 「Skyforger」
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☆フィンランド産 「プログレッシブ・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/amorphis
ベストチューン 「Sampo
一言・・・一つの境地に達した感のある力作。

7位 THE AGONIST 「Lullabies For The Dormant Mind」
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☆カナダ産 「メタルコア/メロディック・デスメタル」
マイスペース http://www.myspace.com/theagonist
ベストチューン 「Martyr Art
一言・・・とにかくカオスなボーカルが凄い。。。

6位 Devin Townsend Project 「Addicted」
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☆カナダ産 「インダストリアル・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/devintownsenddtb
ベストチューン 「Hyperdrive!
一言・・・アネク×デヴィンのマジックが織り成す音の洪水。

5位 STEVEN WILSON 「Insurgentes」
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☆イギリス産 「プログレッシブ・ロック」
マイスペース http://www.myspace.com/therealstevenwilson
ベストチューン 「Harmony Korine
一言・・・正式には2008年リリースだけど、「今年」の作品として判断します。
本業よりソロの方が「凄み」があった。

4位 RIVERSIDE 「Anno Domini High Definition」
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☆ポーランド産 「プログレッシブ・ロック」
マイスペース http://www.myspace.com/riversidepl
ベストチューン 「Egoist Hedonist
一言・・・3部作からの脱却に成功し、Voのマリウス君がWEB上のインタビューで、
これはもはや「プログレ」ではなく「ロック」だと答えていたように、
サッパリとしたソリッドなサウンドがRiversideを新しい舞台へと導いた傑作。
音的にはToolの「10,000 Days」を想起させます。

3位 KYLESA 「Static Tensions」
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☆アメリカ産 「ストーナー/スラッジ・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/kylesa
ベストチューン 「Scapegoat
一言・・・「大化け」したと確信的に言える、中毒性の高いヘヴィ・サイケの名盤。
正直言ってMastodonの新作を食う勢いすら感じさせる。

2位 MASTODON 「Crack The Skye」
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☆アメリカ産 「プログレッシブ・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/mastodon
ベストチューン 「Oblivion
一言・・・今作で一気にアメリカのメタルの頂点に登り詰めた歴史的な名盤。
クラシック・ロックへのアプローチが強い。

1位 KATATONIA 「Night is the New Day」
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☆スウェーデン産 「デプレッシブ・ロック/オルタナティブ・メタル」
マイスペース http://www.myspace.com/katatonia
ベストチューン 「The Longest Year
一言・・・まさに集大成に相応しいダーク・ロックの名盤。
誰かが「Porcupine Tree を更にメタル寄りにした感じ」と言ってたけど、まさに言い得て妙です。


・・・・・とまぁ大体こんな感じになりますかね。1位~6位までの順位は固定で、7位以降は決定的な順番ではないです。つまり7位以降は順不同って思ってくれればいいです。

・・・早速今年の感想ですが、個人的には「豊作」でしたねぇ。正直言って去年以上のアタリ年でした。今年のキーワードとしては「2作目の跳躍」が目立った年でし たね。ランクインしているバンドで言うと、フィンランドのGhost BrigadeとThe Agonistの新作には特に驚かされました。他にもFlyleafだったり、オランダのDelainだったり、オーストラリアのKarnivoolだっ たり、2作目の良作が多かった印象です。若手、中堅、ベテランの比率的にもバランス良くランクインしているような気がします。逆に期待ハズレだったのは、 Porcupine Treeの「The Incident」で、内容自体は良かったんだけど、如何せん個人的に期待しすぎたせいで、ちょっとばかし肩透かしを食らった印象。ソロやプロデュース業 で忙しかったから本業に専念できなかったのかなぁ・・・ってグチグチ言われてもしょうがないレベル。まぁ、クラシック・ロックやクラシックなプログレが好 きな人にはツボに嵌るんだろうけど、個人的には何かが違った。けどPTは好きなバンドなんで、(おまけ)ではランクインしてます。(おまけ)といえば、ア ルバムジャケットのベストも記事にしたいなーと思ってます。あくまで予定ですが。
 早くも来年の話をしますと、2010年上半期にリリースが予定されてるバンドで、個人的に注目してるというか楽しみにしてるのは、スウェーデンのDark TranquillityとIn Mourning 、スイスのEluveitie、USのKAMELOT、そしてイスラエル産のOrphaned Landの新作に期待してます。特に僕的に最近の若手では1番だと思ってるIn Mourning の新作「Monolith」が楽しみすぎる。タイトルが「Monolith」って聞いた時は別に何とも思わなかっけど、翌々考えてみれば 「Monolith」ってさ、SF映画の名作で知られる「2001年宇宙の旅」に出てくるあのモノリスじゃん!!しかもトラヴィス・スミス氏が手掛けた ジャケの建物みたいなヤツって・・・あれこそ「進化の象徴」である「モノリス」じゃん!!・・・って、今更そのコンセプトを理解した僕はなんて鈍感な奴な んだ・・・。とにかく、間違いなく1stを越えてくる名盤になる事を期待して2月まで待ちたいです。
 こんな感じで、みなさんの2009年はどんな感じでしたでしょうか?2010年も良い作品に出会えることを期待して、この記事をシメたいと思います。

補足・・・この記事の大体は去年に書いたものなんで、「去年」「今年」とかの部分は脳内補完でお願いします。

EPICA 「Design Your Universe」 レビュー


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紅一点の美女、シモーネ・シモンズ嬢を擁するオランダのシンフォニック・メタルバンドの6人組、EPICA の約2年振りの4作目「Design Your Universe」を紹介。

01. Samadhi (Prelude)
02. Resign To Surrender (A New Age Dawns - Part IV)
03. Unleashed
04. Martyr Of The Free Word
05. Our Destiny
06. Kingdom Of Heaven (A New Age Dawns - Part V)
07. The Price Of Freedom (Interlude)
08. Burn To A Cinder
09. Tides Of Time
10. Deconstruct
11. Semblance Of Liberty
12. White Waters
13. Design Your Universe (A New Age Dawns - Part VI)

今やオランダのバンドと聞かれれば、シャロン嬢を擁するフィメール界のトップWithin Temptation と、シモーネたんを擁するこのEPICAの2強で争ってるわけなんだけど(つってもWTのが知名度的に上かな?)、今作の「Design Your Universe」は、傑作だった前作の「The Divine Conspiracy」から約2年振りの4作目のスタジオアルバムで、2007年にドラムのアリエン・ヴァン・ウィーセンベーク、今年2009年には新ギタリストのアイザック・デラハヤ、この2人が新しく加入して初めてのスタジオ作という事なんだけど、やはり前作の内容が素晴らしすぎたため、本作にかかる期待と不安が大きかったわけだけど、実際にを聴いてみると、その素晴らしかった前作すら軽く凌駕してしまう、これまた傑作に値するアルバムを作り上げてきたと自信を持って言える内容です。本作のミキシング/マスタリングは毎度お馴染みのサシャ・ピート

まずは、今だ24歳という紅一点のVoシモーネ・シモンズたんの歌唱力の成長っぷりが凄いです。なんとなーく予想した通り、ライブアルバムの「The Classical Conspiracy」でオーケストラと共演した影響がバンド全体や本作の作風に大きく表れていて、これまではパワメタ風な鬼気迫る力強い歌い方がメインだったけど、今作では柔らかくマイルド、そして艶やかな歌声や綺麗に美しく伸び~るソプラノVoを中心に、これまで以上に幅広い歌唱力を発揮しており、ライブ感を意識した臨場感と深みのあるVoや楽器隊のミキシングについても、「The Classical Conspiracy」のオーケストラ&オペラな感覚に近い、リアリティーのあるサウンドになってる。本作では、分かりやすいメロディを歌うのを極力避けて、あくまでオーケストラ風にソプラノVoとマイルドな歌とのメリハリを効かせたスタイルが中心となり、比較的落ち着いたテンポで歌っている印象。シモーネたんの存在感が増しても、マークのスクリーム・パートの割合を減らさないのは好感が持てた。けどちょっとは減ってるかも?とにかく、昨年陥った病魔から見事に回復し、華麗に復活したシモーネたんの超絶的歌唱力や母性ありまくりな癒される美声に、本作でも脱帽する事間違いなしです。

このバンドのもう1人の中心人物、ヴォーカル兼ギタリストのマーク・ヤンセンのスクリーム/グロウルの迫力が増してめっさカッコ良くなってるし、ついでに新ギタリストのアイザックもグロウルするパートもあったりして、スクリーム/デスのバリエーションが増えたような気がします。マークのデス声とアイザックのデス声との絡みが凄まじい4曲目の「Martyr Of The Free Word」とかめっさカッコイイっすわ。これも新ギタリストが加入した影響だと思うけど、Gリフの聴き所が凄く多くなってるし、これまで以上にギターがスラッシーかつヘヴィに、サウンドにはゴリゴリ感と厚みが増し、更にはギターソロの導入(Gソロの導入はアイザック加入の影響が大アリ)など、つまりは全体的にオーソドックスな「メタル」寄りなバックに変化しており、ここのポイントは本作を語る上において決してスルーできない大きな変化となってる。とにかくリフ!リフ!!リフ!!!の連続や変調子を使う場面など、バックの楽器隊はなんか色々とプログレ・メタルっぽい要素が増えてるね。演奏は意外にもタイトで、そのタイトさが妙なコミカリティを生んだりしてなかなか面白い。GソロはEPICAのサウンドに合わないような気がしたんだけど、どうなんだろうな、慣れれば問題ないかな?やはりこの人、マーク・ヤンセンの類稀なる音楽センスとソングライティング能力の高さが、本作でも十二分に発揮されてます。
ドラムは前任者のがテクはあったような気がするけど、本作を聴くとアリエンのドラムのが音的に合ってるかも。手数も多いしね。「Unleashed」のPV見て思ったんだけど、叩き方が子供のようで可愛いよね。「おりゃおりゃおりゃ」みたいな感じで(笑)

全体的な印象としては、中東風味な雰囲気が強かった前作のエピックな世界観を引き継いでおり、前作のブラストばりに荒々しく疾走するアグレッシブなパートは大幅に減少し、前文に記したシモーネたんのVoパートにも関連して、トータル的にパワメタ度が薄くなっている。つまりはミドルテンポ主体の楽曲が多いです。パワメタ的な勢いや疾走感が減った分、サントラ的なシンフォニックなサウンドや男女混声クワイヤがより一層全面にフューチャーされ、壮大なスケールと大仰なドラマティックさを極めた、KAMELOT タイプの「シンフォニック/プログレ・メタル」って呼べそうな感じですかね。特に「プログレ・メタル」っぽいな~って思わせるのは、大作の6曲目「Kingdom Of Heaven」で、この曲のベタなドラマティックさやプログレッシブなテクニカル・パート~アトモスフェリックなパート~アコギのパート~そしてトドメの泣きのギターソロとかマジで展開がクサ過ぎてヤバイ。5曲目「Our Destiny」の中盤から疾走するパートはめちゃKamelotっぽいです。シモーネたんのソプラノ&美声がジックリと堪能できる9のバラード「Tides Of Time」も、レトロな日本映画を見てるかのような、そんな懐かしい感覚っつーんだろうか・・・なんだろう、何か通づるモノがあるんだよなぁ、このベタなクサさは。特に3分16秒くらいからの展開が感動的過ぎて・・・日本人的には超ドツボなポイントだと思う。この曲はホントに凄い。初めて聴いた時は軽く衝撃を受けました。3のドラマティックなバラードも同じくツボを刺激します。
語弊があるかもしれないけど、「ヴァイキング・メタル」や「フォーク・メタル」に通じる「エピック度」&「クサさ」っつーんだろうか、その辺の高揚感や大袈裟感がスゴイ作品です。つまりは完全に日本人好みの「メタル」になったっつー事です。もはや「ゴシック」と付けるor呼ぶ必要はないかもね、このバンドは。ここまでガッチガチの「シンフォニック・メタル」アルバムになったのは、やはりプロデューサーであるサシャの存在が大きいんだろうね。シャリつく高音がキツめなサッパリした音質や大人びた曲調的にも、全体的なサウンドの垢抜けた感が強いんで、聴き易さは間違いなく上がっていると思うんよ。シモーネたんが今回のジャケ絵じゃないのも垢抜けた要素の1つだよね。

VoとGと共に表現力がアップし、全ての面において成長とクオリティーアップを感じさせるアルバムで、この手のジャンルの「主流派」はWithin Temptation を選ぶが、「メタル派」は心置きなくEPICAを選択できる、本作で「シンフォニック・メタル」界の頂点を極めたと言っても過言じゃない作品に仕上がってます。そう、ターヤが在籍していた頃のNightwish すら食う勢いを感じさせるアルバム・・・いや、さすがにそれはない?けど、少なくとも今現在のNightwishとはタイマン(笑)はれる本格派シンフォニック・メタルをやってるのは事実だよね。要は「最高傑作」っつっても違和感ない内容って事です。

1のイントロから始まり、2~6の神がかり的な流れから、7にキング牧師の演説を録したインストに次いで、「ちょwwwターちゃんwwwターちゃんwwwちょwwジェ~ンwww」って言いたくなっちゃう、「ジャングルの王者ターちゃん」もビックリなイントロから始まる8の「Burn To A Cinder」、サビのマークとシモーネの掛け合いがドラマティックな10の「Deconstruct」、アグレッシかつヘヴィなGリフでゴリゴリに展開する11、ソナタのトニー・カッコがゲスト参加してる12、そしてラストを飾るタイトルナンバーの13はこれまたドラマティックなナンバー。

2~6まではツカミのいい荒々しいシンフォニックナンバーを並べて、8以降は中東的なコンセプトを感じさせる曲を並べて、毎度の事最後の曲はアルバムタイトルチューンで締めるのも壮大でドラマティックな印象を強めている。捨て曲はトニー・カッコとデュエットしてる12曲目くらいなんで、その他は安心して聴けます。12はカッコとデュエットする必要性が皆無に感じちゃうのが痛い。どーせならKatatoniaヨナス君とデュエットしろっつーの!!!!(←お前どんだけヨナス君好きなんだよwww)

こんな感じで、今年の正統派フィメールヴォーカル系では堂々のNo1っすね!!まぁ、流石に手堅く、安心して聴けますね、このバンドは(・∀・)
 

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