Artist AURORA

Album 『A Different Kind Of Human (Step 2)』

Tracklist
織田nonもといのんこと能年玲奈が芸能界から干されてからというもの、そんな能年玲奈を「この地獄の片隅」から救い出す『救世主=メシア』って一体誰だろう?とずっと考えてて、その『救世主』って実はこのオーロラなんじゃねぇかって。もちろん、これはただの“直感”以外のナニモノでもない。でも結局、それが実現する舞台が今年のフジロックなんじゃねえかって。

Album 『A Different Kind Of Human (Step 2)』

Tracklist
01. The River
02. Animal
03. Dance On The Moon
04. Daydreamer
05. Hunger
06. Soulless Creatures
07. In Bottles
08. A Different Kind Of Human
09. Apple Tree
10. The Seed
11. Mothership
織田nonもといのんこと能年玲奈が芸能界から干されてからというもの、そんな能年玲奈を「この地獄の片隅」から救い出す『救世主=メシア』って一体誰だろう?とずっと考えてて、その『救世主』って実はこのオーロラなんじゃねぇかって。もちろん、これはただの“直感”以外のナニモノでもない。でも結局、それが実現する舞台が今年のフジロックなんじゃねえかって。
- ビリー・アイリッシュが太鼓持ち役
僕が初めてAURORAの存在を知った2016年作の1stアルバム『All My Demons Greeting Me as a Friend』から、この3年の間に彼女を取り巻く環境は驚くほど変わった。ちょっと目を離した隙に、今や2019年だけでなく現代の音楽界を象徴するまでのポップ・アイコンとなった「ただのジョジョ好きコスプレイヤー」もとい「デンゼル・カリーの妹」ことビリー・アイリッシュや歌姫ケイティ・ペリーがこぞって太鼓持ち役を担い、あのチャーチズやグライムスもライブを行った事でも知られるシアトルの音楽メディアKEXPでのパフォーマンス、アメリカで知らない人はいないジミー・ファロンのTVショーでのパフォーマンス、世界的な大型フェスロラパルーザやグラントンベリーへの出演、そしてフジロック2019でヘッドライナーを飾ったUKテクノレジェンド=ケミカル・ブラザーズとの謎コラボ曲の発表まで、要するに“ネクストブレイク”が約束された若手の登竜門を潜り抜けて「バズる」ステップを着実に踏んできている、某ZOZOZOの鬼太郎もビックリのゴリ押しっぷりに、流石に「え、、、数年前の状況とはまるで違ってるんですけど・・・」って軽くドン引きしたのは言うまでもない。
(ぶっ壊したい何もかもw)
- 『アナと雪の女王2』の主題歌
そもそもの話、2018年の9月に2ndアルバム『Infections of a Different Kind (Step I)』がサプライズリリースされていた事にも全く気づかなくて、だからその続編に当たる3rdアルバム『A Different Kind Of Human (Step 2)』を聴く前に、前作をサブスク(Amazon HD)で予習しようと思って“AURORA”で検索してみたら、検索結果にあのディズニー映画『アナと雪の女王2』の主題歌“イントゥ・ジ・アンノウン(イディナ・メンゼル&AURORA)”って出てきて、その時は「おいおい、確かに“AURORA(オーロラ)”ってアーティスト名は同姓同名ランキング3位ぐらいに入選しそうな別段珍しい名前でもないし、だからと言って他の“オーロラ”名義のアーティストと間違えるなんて、Amazon HDのやつとんだうっかりさんだなぁw」って、でも「もしや...」と半信半疑でウェブ検索かけたらガチのマジで自分が知ってる北欧ノルウェーの“オーロラ”で、この事実に気づいた瞬間は久々に「ホーリーシェイ!ホーリーシェイ!ホーリーシェイ!」って叫んだ後に、「チョイチョイチョイチョイ、待て待て待て待て、この数年の間に一体何があったんやオーロラ・・・」ってなった。まさかビリー・アイリッシュの太鼓持ち担当はじめ数々のゴリ押しの最終地点が、いま世界で最も人気のディズニー映画である『アナ雪』の主題歌って・・・こんな“成り上がり”未だかつて見たことがない。この日本でも主題歌の「レリゴー」がバズりにバズった、全世界が注目する超大作の続編の主題歌にアーティスト名が書いてある宣伝効果ってもう想像を絶するわ...(正直、アァ~アァ~しか言ってないから尚更←コラ)。もっとも面白いのは、本家『アナ雪』のエルサ役=イディナ・メンゼルが歌う主題歌でfeaturingされているという事は、必然的に日本版『アナ雪』のエルサ役を演じる松たか子と間接的にコラボしてるみたいになっててクソ笑った。
- オーロラ=実写版サン説
それはさて置き、今のオーロラの目の周りの赤いフェイスペイントを見て何を想起させたかって、それこそ日本のジブリアニメ『もののけ姫』のヒロインであるサンだ(本人は感情のメタファーと語っている)。そこで思ったのは、今のオーロラって「実写版サン」に最も近い人間なんじゃねぇかって。
昨今、オーロラの故郷ノルウェーの隣国スウェーデン出身の“デスメタル女子”ことグレタ・トゥーンベリが著しい地球温暖化や急激な気候変動などの環境保護を訴える抗議行動を起こし、グレタと同世代の若者を中心に世界中でデモが巻き起こった事は記憶に新しい。この日本でも地球環境に悪影響を与えるプラスチックごみを無くそうとする動きが企業を中心に加速している。日本が世界に誇るスタジオジブリのアニメ『もののけ姫』は、昨今のグローバル時代に求められる「繋がり」ではなく、その「繋がり」を断とうとする排他的な個人主義の蔓延、自然環境と人間社会の対立、そして異文化の共生をテーマにした、まさにジブリの最高傑作と呼ぶに相応しい名作だった。
何を隠そう、このオーロラの3rdアルバムには、まさにその『もののけ姫』のテーマと共振するパヤオこと宮崎駿アニメに根づくグローバル思想および現代社会が抱える環境問題に警鐘を鳴らす強力なメッセージ性が込められている。そういった作品のテーマ的にも、脇毛ボーボーな野性味に溢れたビジュアル的にも、彼女こそ『もののけ姫』のサンをリアルに実写化させたような、それこそサンと同じように動物界と自然界が生み出したヒトのような、こう言ったらアレだけど今流行りのヴィーガンイズムに溢れ、今や“時の人”となったグレタ・トゥーンベリの抗議活動と共振する、それこそ「時代」が求めたアーティスト、言い方は悪いけど「今の時代」だからこそ担ぎ上げられた存在と言っても過言じゃあない。つまり、このアルバムは「今まさに世界で起こっていること」をテーマにしているのだ。今のオーロラを一言で表すと「グレタ・トゥーンベリが聴いてそうな音楽」なんですね(いや、でも電気泥棒のミュージシャンはグレタ的に全員アウトかw)。
- オーロラ=オリィ説
ここで思ったのは、実はオーロラ=オリヴァー・サイクスなんじゃねぇか説だ。はじめに個人的な「2019年面白いランキング1位」を述べると、11月に行われたBMTHの大阪単独公演に向かう新幹線の中でオーロラの新譜=本作を聴いてたら、その週に日本で行われたオーロラのライブにBMTHのオリィが観客にいたという驚きの目撃情報があった。つい先日も、オリィはツイッターで米トランプ大統領から「グレタ落ち着け!」と揶揄されたグレタを擁護する「お前はこれまで世界が目にしてきた中でも最も醜い人間だよ」というローレン・メイベリー顔負けの火の玉ツイートをトランプに対して行っている。ご存知、オリィはグレタと同じヴィーガンでありグレタ支持者である。ここ最近のオリィの典型的な意識高い系あるいは胡散臭いハリウッド俳優ばりのニューエイジな嗜好って、露骨に影響受けまくってるビリー・アイリッシュ以上にオーロラとグレタの影響が大きいんじゃねぇかって。例えば、オリィの顔まで入ったタトゥーはオーロラのフェイスペイントリスペクトなんじゃねぇかとか、つい先日EPをサプライズ・リリースした事とか、もちろん昨年のグラストンベリーではビリー・アイリッシュやBMTHとの共演、そのBMTHは小島秀夫監督が「繋がり」をテーマにした“インディーゲーム”の『デス・ストランディング』に楽曲提供したけど、実はこのオーロラもスウェーデンのインディーゲームスタジオ制作の(こちらも「繋がり」をテーマとした)『Unravel Two』のトレイラーに楽曲(Queendom)が使用されていたりと、BMTHと同じように音楽界隈を飛び越えてゲーム界隈でも共通する部分はある(ちなみに『デススト』にも大気の発光現象である“オーロラ”が登場する)。また近年では高級ブランドのグッチが動物の毛皮使用を禁止する事を宣言したが、それこそヴィーガンを公称しているオリィは、昨年この日本でも原宿にポップアップストアを出店した自身のファッションブランド=DROP DEADも動物の毛皮を一切使用していないアンチ毛皮をアピールしている。要するに、オーロラとビリー・アイリッシュとグレタ・トゥーンベリは今のオリィの嗜好思想を形成する三女傑なんですねw
- (Step 2)=『amo』
しかし、ここまでのゴリ押し、もとい持ち上げられっぷりって結局その神秘的なビジュアル面や、現代社会に直結する思想的な面での“物珍しさ”が先行している部分も少なからずあって、それこそ1stアルバムの時点では北欧の片田舎から出てきたイロモノ感は否めなかった。なんだろう、それこそ自然界で生きるリアル・サンが山奥から人間界に降り立って音楽やってる感、特に音楽メディアからはエンヤやビョーク、そしてケイト・ブッシュの意思を受け継ぐ正統後継者的な扱いを受けたりと、その“物珍しさ”は音楽的な面でも同じと言える。そこで気になるのは、果たして音楽的な面でこの異常なゴリ押しを納得させる事ができるのか?ということ。
実際に本作を聴いたら2秒で納得した。確かに1stアルバムの時点では、世界的な音楽シーンのトレンドとは無縁のフックに富んだ北欧らしい(いい意味で田舎っぽい)哀愁を帯びたキャッチーなメロディを聴かせたけど(確かにこの時点でトラップとか鳴らしてたけど)、しかしそれはあくまでも北欧に生息するSSWの中の一人、あくまでも同郷スザンヌ・サンドフォーの妹分的なイメージから抜け出せるものではなかった。でも今作は幕開けを飾る#1“The River”から1stアルバムと比べてアレンジが段違いに洗練されてて、それこそ今の音楽シーンのトレンドであるEDMやヒップホップなどのイマドキの主流に迎合したトラックやダンサブルなビート感を押し出した縦ノリなサウンドを取り込んでいる。
特にエンヤの生まれ変わりを宣言するかのような、それこそチャーチズに肉薄するエレポップの#1を皮切りに、宇多田ヒカルの“道”を想起させる#2“Animal”や中華風のオリエンタルなトライバリズム溢れる#5“Hunger”、ジブリアニメや北野映画でもお馴染みの久石譲を思わせるアレンジが光ると同時に「これもう新作ジブリ映画の主題歌でイイじゃん」ってなる#6“Soulless Creatures”やMVでブリット・マーリング主演の『The OA』の謎ダンスをフラッシュバックさせる、スピリチュアルかつニューエイジなダンスと流暢なラップを披露する#9“Apple Tree”を中心に、最大のウリである北欧出身の不思議ちゃんならではの神秘的な世界観を追求しながらも、一方で世界的な音楽シーンの最前線で戦える“メインストリームのポップス”に急接近する柔軟性と器用さを垣間見せている。言うなれば“北米のビリー・アイリッシュ”に対抗する“欧州のオーロラ”的な扱いを受けてもギリ耐えうる、メインストリーム市場に出しても決して引けを取らない楽曲面のクオリティがある。要するに、ここでもBMTHの『amo』と直に繋がる案件というか、そもそもグラストンベリーでビリーやBMTHと共演してる時点で、もう今のオーロラの立ち位置って“ソコ”=音楽シーンのド真中なんですね。もはやオーロラの存在自体が“時代のトレンド”そのものと言っても過言じゃあない。
特にエンヤの生まれ変わりを宣言するかのような、それこそチャーチズに肉薄するエレポップの#1を皮切りに、宇多田ヒカルの“道”を想起させる#2“Animal”や中華風のオリエンタルなトライバリズム溢れる#5“Hunger”、ジブリアニメや北野映画でもお馴染みの久石譲を思わせるアレンジが光ると同時に「これもう新作ジブリ映画の主題歌でイイじゃん」ってなる#6“Soulless Creatures”やMVでブリット・マーリング主演の『The OA』の謎ダンスをフラッシュバックさせる、スピリチュアルかつニューエイジなダンスと流暢なラップを披露する#9“Apple Tree”を中心に、最大のウリである北欧出身の不思議ちゃんならではの神秘的な世界観を追求しながらも、一方で世界的な音楽シーンの最前線で戦える“メインストリームのポップス”に急接近する柔軟性と器用さを垣間見せている。言うなれば“北米のビリー・アイリッシュ”に対抗する“欧州のオーロラ”的な扱いを受けてもギリ耐えうる、メインストリーム市場に出しても決して引けを取らない楽曲面のクオリティがある。要するに、ここでもBMTHの『amo』と直に繋がる案件というか、そもそもグラストンベリーでビリーやBMTHと共演してる時点で、もう今のオーロラの立ち位置って“ソコ”=音楽シーンのド真中なんですね。もはやオーロラの存在自体が“時代のトレンド”そのものと言っても過言じゃあない。
- 「時代」が求めた存在
しかし改めて、1stアルバムの時点で「なんで国内盤も出してないガチ無名なのに初来日?今回も少なくとも日本では変わらず人気してないはずなのになんで再来日?しかもソールドアウトして追加公演発表も2秒で即完?嘘でしょ?」って。正直、オーロラほどファン層、そのボリューム層がどこにあるのか全くわからない。そのエレポップな音楽性的にチャーチズやグライムスらの不思議kawaii系アーティストのファン中心?正直どの予想もシックリこないなぁって。でも、今はもうその全てに納得した。今や“時の人”となったグレタ・トゥーンベリを主導とする気候変動に対する世界的な危機感、その中心人物としてビリー・アイリッシュの手により音楽側から担ぎ上げられたのがオーロラだって。まさに「今の時代」が求めたのがオーロラなんだって。全てが必然的に繋がった。
- フジロックの申し子
そもそもの話、2019年のフジロックのヘッドライナーを飾ったケミカル・ブラザーズと謎コラボしてる時点で、99パーじゃなくて120パーの確率で出ると思う(是非ともフジロックで戦隊ごっこしてほしいw)。それぐらい、今のオーロラには“伏線”しかない。しかしそれ以上に、“日本のオリィ”の直感で言うと、いつになるかは分からないけど何時かのフジロックでのんこと能年玲奈とコラボしてる未来しか見えねぇんだよな。だからエロ漫画家の織田nonもといのんよ、お前は一丁前に音楽やっててオーロラに対して何も感じないのか?一体何のために音楽なんかやってんだ?このオーロラ見て何の“引力”も感じないんだとしたら、今すぐ音楽なんか辞めちまえ。以上、“日本のオリィ”が今の能年玲奈に言える唯一の言葉はこれだけです。
しかし何度も見ても『アナ雪2』の主題歌は売れすぎ・・・。オーロラ売れた・トゥーンベリ・・・。先日のLiSAの紅白初出場や今回のオーロラバズり事件を見ても、やっぱ俺ィもといオリィってアゲチンだわ・・・あいつやっぱスゲーなって。まぁ、でも1stアルバムの時点でオーロラに目を付けていた“日本の俺ィ”だからこそ書ける話で、要は20年代に入っても10年代とはしっかり「繋がってる」んだって。しかし今作も国内盤の予定がないとか・・・やっぱ日本の音楽業界ってクソだわ。どうせだからソニーはさっさと契約結んでXperiaのCMに起用しろよ(グレタ激怒)って冗談はさて置き、(輸入盤は出てるけど)もしかして国内盤が出ないのってCDという環境に悪影響を与える“プラスチックごみ”を少しでも削減する為だったり・・・?んなわけねーかw
てなわけで、間もなくこの日本でもバズり始めるであろう今後のオーロラの動きについて、能年玲奈とフジロックで共演するかジブリアニメの主題歌に抜擢されるか、君はどっちに賭ける?俺ィは両方!






































