「2017年7月12日、X JAPANが大阪城ホールで全編アコースティックライブという『伝説』を刻み込んでいた横で、同じ大阪の梅田でBAND-MAIDという名のシン・X JAPANが新たな『伝説』を産み落としていたことを、あの日の僕たちはまだ知らない」
5月に開催されたBAND-MAIDの初ワンマンツアーの名古屋公演と大阪公演は、ベーシストのMISAがインフルエンザにかかったため、急遽アコースティック形式のミニお給仕となった。面白いのはこっからで、大阪の振替公演となる7月12日は、YOSHIKIの仮病もといヘドバンし過ぎて病み上がりのため、急遽X JAPANが大阪城ホールで全編アコースティック形式でライブを行った。それは果たして「偶然」だろうか・・・?いや、これも全てBAND-MAIDのアテフリ兼プロデューサーこと小鳩ミク改め小鳩ヨシキの演出によるもので、既にBAND-MAIDはX JAPANの一歩先を行き、そして「本家」の演出を超えるエンタテインメントを展開していたんだ。「いま最もイジリがいのある鳩女」こと小鳩ヨシキがいかに「やべーやつ」なのか?それは昨日の名古屋公演のレポでも書いたが、それこそ幼少の頃から名盤『JEALOUSY』のカセットテープで英才教育されてきたV系エリートの僕が、何故この日にX JAPANのライブではなく、BAND-MAIDのお給仕にご帰宅するためにわざわざ大阪まで出向いたのか?それが全ての答えだ。端的に言ってしまえば、今のX JAPAN(本家)よりも今のBABYMETAL(分家)よりも、今のBAND-MAIDの方が「あの頃」の「V系」を「本質的」に捉え、それを実行しているからに他ないからだ。
そんなわけでワイは、昨日(7/11)の名古屋振替公演に引き続き、今日は同じく振替公演となる大阪公演に行ってきたわけや。しかし前日のお給仕が終わった後、深夜3時までレポを書いていて結果的に全体の5分の1くらいしか書けへんくて(3000文字)、正直「クソネミ」って気分のまま大阪へと向かったんや。大阪公演が行われる箱は梅野クワトロで、なんや「エラい打率の低そうな箱やなぁ!」と思いながら、大阪駅から梅野クワトロまで続く地下街に入ったら、そこかしこに泉里香の顔宣伝みたいなんがあって笑った。みんな大好き泉里香の「大鳩胸」。せやろ?せやな。せやせや。ところで、さっきから「なんで関西弁?」と思た自分、こう見えてワイには関西の血ィが半分流れよんねん。せやから祖父から三代続く根っからの阪神タイガースフアンやねん。そもそも、ワイが阪神フアンなのは当ブログの最初期を見ればよー分かるはずや。もはや「音楽ブログ」言うより「阪神タイガース応援ブログ」やから。ちなみに、BAND-MAIDの彩ちゃんも阪神フアンやって俄然推せるんやが、昨日の名古屋公演後のツイートを見ても、お給仕の感想がてら阪神勝利を喜んでいるというより、阪神勝利の報告ツイートのオマケでお給仕の感想をつぶやいてる感あって、これだけでもどれだけ彩ちゃんがガチな阪神フアンなのか、つまり「虎サーの姫」ってのが分かるってもんや。しかもこれでデイヴィッド・ボウイの『★』を聴いてて、鉄オタで、そしてノウミサン推しの阪神フアンとか・・・もうなんか確実にピンポイントで「俺(ワイ)の感性」に推されに来てるわ・・・。もはや俺レベルになると、ハッピタイプの縦縞ユニ、下は短パン、黒のキャップを被った彩ちゃんと甲子園デートする妄想してるけど(つうか、絶対に彩ちゃんて縦縞似合うよな)、何か質問ある?そんでレフトスタンドから「ゴラァ!梅野ォ!外外外てぇ!もっと内側に配球せんかゴラァ!もう原口に戻せや金本ォ!」みたいな感じでヤジってる彩ちゃんを「まぁまぁ...」みたいな感じでなだめたいよな。でもさ、ちょっと野球ができるからってAOで大学進学した僕が、その十年後に彩ちゃんTO(トップヲタ)目指してるのって超ウケん? とにかく、最近は彩ちゃんのツイート見て阪神戦の勝敗を知るくらいにはなってる。
大阪公演のチケットは、ほぼソールドアウトがアナウンスされた後の最終の最終の泣きの最終抽選受付の時に申し込んだもんで整理番号はC(当選しただけでラッキー)、でもまさかあの時はMISAがインフルなってこんな事になるなんて思わなんだ。梅野クワトロは、名古屋クワトロと違うて言うなれば三階建てみたいな箱で、自分は一階のMISA寄りの最後列に近い所から観戦することにしたんや。ちょっと驚いたんは、バンドメイドのフアン層ってイメージ的におっさん言うか年配の人が大半だと思ってたんやけど、実際にお給仕に来てみると意外と年齢層が幅広いことに驚くんや。昨日の名古屋では2列目に外国人の女性二人組がおったし、終演間際に気づいたらワイの右隣にライブ慣れしてそうな小さいガールが一人で楽しそうに盛り上がっとったし、そして終演後にはカウンターバーの近くにモデルばりに可愛い子がおって「は?」ってなった。この大阪でも、ワイの後方にバンギャらしきガールの会話が聞こえてきて、やっぱお給仕でのガールはフロア後方に集まるもんなんやなって。とにかく、フロア後方は隣同士の接触もなく、ほどほどに余裕があった。
7時開演。オープニングのSEが流れる中、お馴染み、彩ちゃんの「お給仕始めます」から幕を開ける。これは名古屋クワトロより梅野クワトロのが音響が良いからか、それともただ後方で聴いてたからかは不明だが、とりあえずMISAのベースの音が小鳩ミクのギターの音よりデカくて笑った。しかし、ワイがこの日最も心配だったのは、いわゆる「虎サーの姫」でありボーカリストの彩ちゃんやった。しかし、その心配を他所に彩ちゃんは一曲目の”Don't you tell ME”から前日の名古屋公演以上にカッ飛ばすような歌声を聴かせる。今日のセトリは昨日の名古屋とほぼ同じで、バンドメイドは前日と変わらぬ一切の妥協を許さないダイナミックなお給仕を繰り広げていく。
ワイは昨日と同様に、”モラトリアム”では小鳩ミクのバッキングギターに注目したんや。正直、名古屋よりもエエ感じの音鳴らしよった。その小鳩は、昨日と同じようにMCでケツアゴ煽りをすると、今度はMISAがウイスキーを飲んで誤魔化す。恒例の「おまじないタイム」では、大阪はオーディエンスのノリがエエので、昨日以上にテンションの高い小鳩による「くるっぽー!」からの「萌え萌え~!キュンキュ~ン!」からの「ケツアゴコール」をブッ込む。そしてここで、僕がこの振替公演を「初ワンマンツアーとは完全に切り離して見るべきだ」とドヤ顔で言ったのを真っ向から否定するような言葉が、小鳩ミクの口から飛び出した。

前言撤回、やっぱこいつただのバカだ。僕は「その言葉だけは思ってもいいけど、決して口に出すなよ」と昨日の名古屋公演から願い続けていたんだ。事実、名古屋では「セミファイナル」とかそれに関するMCは一切なかったからてっきり安心しきってたけど、まさか最後の最後でそれをブッ込んできてクソ笑った。これ東京公演行った人は怒っていいですw で、話は変わるけど、大阪って見た感じイカツそうな感じのオラついたメンズが多かったわりには、お給仕自体は名古屋と盛り上がりはそんなに変わらなかった気がした。勿論、サーフはないし、前方でちょっとワチャワチャしてるなーって感じ。むしろ、自分が中央でイキってた名古屋のが盛り上がってたんじゃね? ってくらい。なんだろう、単純に大阪には僕並の「やべーやつ」がいなかった。とは言っても、まだ「初ワンマン」だし、そもそも今日のお給仕が初見って人が大多数ってことを考えたら無理もなかった。あと、彩ちゃんの唐突のメガネ煽り笑った。逆に言ったらメガネかけてったら彩ちゃんからレス貰えるってことだよね?
前日の名古屋と同じように、今日も新曲の『Daydreaming / Choose me』を売りにキテる流れで、前者の”Daydreaming”では彩ちゃんの「理想的な歌声」を聴かせ、後者の”Choose me”では大阪初披露とは思えない盛り上がりを見せる。お給仕は終盤戦、そのまま突っ切るかと思いきや、ここで、まさかここで、これまで隠し通されてきた「負担」が彩ちゃんに襲いかかる。お給仕ラストの”secret My lips”まであと残り数曲ってところで、彩ちゃんの声が枯れて思うような声が出なくなってしまったのだ。本来、MISAが病欠せずに予定通りのツアースケジュールだったなら、名古屋公演と大阪公演の間には中一日の休養日が予定されていた。しかし、振替公演の日程は休養日なしの2日連続お給仕という強行スケジュール以外ナニモノでもなくて、そりゃ彩ちゃんの喉への「負担」、その「影響」がないわけがない。ただでさえフィジカルとメンタルを要求される音楽ジャンルを、かつフルセットのワンマンを休みなしで2日続けてやることって恐らく自身初?だと思うし、正直この振替公演二日目で最も危惧していたことが現実になってしまった。
当然だけど、例えばギターの弦が消耗したら新たしい弦に張り替えればいいだけのことだが、しかし「替え」がきく楽器隊と違って歌い手の喉は「替え」がきかないわけだ。事実、今回の彩ちゃんへの「負担」は事前に予期できたことだし、その「負担」は減らそうと思えば直前にでも減らせたはずだ。例えば、セトリを小鳩のソロ曲と入れ替えるだとか。しかし、今回のワンマンツアーおよび振替公演の「実質ツアーファイナル」は、歌の面で彩ちゃんへの全幅の信頼があるからこそ、彩ちゃん一本で最後まで走りきるからこそ大きな意味を成すわけで、だから身を削りながらも最後まで「ボーカリスト」としての使命を全うした彩ちゃんの姿はエモさの限界を超えてたし、それはまるで自らの喉との戦い(消耗)を幾度となく繰り返し、そして幾度となくそれを乗り越えてきたX JAPANのToshiやDIR EN GREYの京、そしてJanne Da Arcのyasuと彩ちゃんがダブって見えて余計に泣けた。これ見たら小鳩はどうでもいいけど彩ちゃんにだけは天下取らせたらなアカンって、甲子園で始球式させたらなアカンってなった(えっ)。そして「最悪の結果」という「悪夢はまだ終わらない」。この後日、彩ちゃんの喉に声帯ポリープが発見され、後日予定していた対バンイベントをキャンセル、そして手術を受けるとの知らせがあった。不謹慎ながら、誠に不謹慎ながら「なんて、なんてエモーショナルなんだ・・・」と、これこそ「V系」ならではの「様式美」であり、なぜ僕が【BAND-MAID=シン・X JAPAN】と表現したのか?これ以上の説明はいらないね。とにかく、今は姫の手術成功を祈るばかりで(なんかデジャブ)、そして復活したあかつきには、小鳩ヨシキが今回の『ケツアゴの逆襲』もビックリの演出を考えてくれるハズだ(デコの逆襲くるぞ・・・)。
改めて、僕の「バンメの初ワンマンは伝説になる」という勘は何一つ間違いじゃあなかった。少なくとも、振替公演の名古屋と大阪は『(ケツアゴ)伝説』以外のナニモノでもなかった。今まで自分は音源を聴いただけでバンメの全てを知ったような気でいたけれど、それは全くの勘違いだった。お給仕でしか味わえないこと、お給仕でしか体験できないこと、お給仕でしか分からないことだらけだった。バンメは間違いなくライブ=お給仕でこそ真価を発揮する「ライブ・バンド」ならぬ「お給仕バンド」であると。個人的に、今日の弾丸日帰りお給仕は出費以上に得るものが大きかったし、本当に仕事休んでまで行ってよかった。しかし、ご主人様やお嬢様よりも、今回の初ワンマンツアーおよび振替公演で得たものがあまりにも大きすぎたのはメンバー自身で、まず何よりも、このレポや名古屋公演のレポにも書いたメンバーの「負担」、それに伴う「リスク」の問題を嫌ってくらい痛感したはずだ。それ以外でも、これからは必然的にあらゆる面で「プロ意識」が求められてくるだろうし、まずメンバー自身がその「プロフェッショナルさ」を意識し始めなきゃいけない時期に来ているんじゃあないか。今回は「初ワンマン」の「初」に甘える部分が大いにあったけど、次の秋冬ツアーからはかなりハードルが高くなるのは必須だ。これまでは小さい箱で定位置でただ演奏してりゃそれでよかったけど、今後箱のキャパが広くなっていくことに伴う演出面の変化、そしてメンバーそれぞれのステージングにも注目が集まるし、どれだけステージを動かして、どれだけ客を煽ってくれるのか、とにかく秋冬ツアーはそこが一番のポイントだと思うし、今から楽しみにして待ちたい。
ただ今は姫の手術成功を祈るばかりだが、次に僕がバンメのお給仕にご帰宅するのはちょうど今から一ヶ月後、8月19日のサマソニ大阪だ。この日は対ロリコンベビメタ軍との大事な初陣だ。全国のバンメ軍は全員サマソニ大阪に集合や。そして、ロリコンベビメタ軍への先制奇襲攻撃として「魔彩ジャンプ」キメて姫の復活を派手に祝うぞ。てめーら俺について来い。
5月に開催されたBAND-MAIDの初ワンマンツアーの名古屋公演と大阪公演は、ベーシストのMISAがインフルエンザにかかったため、急遽アコースティック形式のミニお給仕となった。面白いのはこっからで、大阪の振替公演となる7月12日は、YOSHIKIの仮病もといヘドバンし過ぎて病み上がりのため、急遽X JAPANが大阪城ホールで全編アコースティック形式でライブを行った。それは果たして「偶然」だろうか・・・?いや、これも全てBAND-MAIDのアテフリ兼プロデューサーこと小鳩ミク改め小鳩ヨシキの演出によるもので、既にBAND-MAIDはX JAPANの一歩先を行き、そして「本家」の演出を超えるエンタテインメントを展開していたんだ。「いま最もイジリがいのある鳩女」こと小鳩ヨシキがいかに「やべーやつ」なのか?それは昨日の名古屋公演のレポでも書いたが、それこそ幼少の頃から名盤『JEALOUSY』のカセットテープで英才教育されてきたV系エリートの僕が、何故この日にX JAPANのライブではなく、BAND-MAIDのお給仕にご帰宅するためにわざわざ大阪まで出向いたのか?それが全ての答えだ。端的に言ってしまえば、今のX JAPAN(本家)よりも今のBABYMETAL(分家)よりも、今のBAND-MAIDの方が「あの頃」の「V系」を「本質的」に捉え、それを実行しているからに他ないからだ。
そんなわけでワイは、昨日(7/11)の名古屋振替公演に引き続き、今日は同じく振替公演となる大阪公演に行ってきたわけや。しかし前日のお給仕が終わった後、深夜3時までレポを書いていて結果的に全体の5分の1くらいしか書けへんくて(3000文字)、正直「クソネミ」って気分のまま大阪へと向かったんや。大阪公演が行われる箱は梅野クワトロで、なんや「エラい打率の低そうな箱やなぁ!」と思いながら、大阪駅から梅野クワトロまで続く地下街に入ったら、そこかしこに泉里香の顔宣伝みたいなんがあって笑った。みんな大好き泉里香の「大鳩胸」。せやろ?せやな。せやせや。ところで、さっきから「なんで関西弁?」と思た自分、こう見えてワイには関西の血ィが半分流れよんねん。せやから祖父から三代続く根っからの阪神タイガースフアンやねん。そもそも、ワイが阪神フアンなのは当ブログの最初期を見ればよー分かるはずや。もはや「音楽ブログ」言うより「阪神タイガース応援ブログ」やから。ちなみに、BAND-MAIDの彩ちゃんも阪神フアンやって俄然推せるんやが、昨日の名古屋公演後のツイートを見ても、お給仕の感想がてら阪神勝利を喜んでいるというより、阪神勝利の報告ツイートのオマケでお給仕の感想をつぶやいてる感あって、これだけでもどれだけ彩ちゃんがガチな阪神フアンなのか、つまり「虎サーの姫」ってのが分かるってもんや。しかもこれでデイヴィッド・ボウイの『★』を聴いてて、鉄オタで、そしてノウミサン推しの阪神フアンとか・・・もうなんか確実にピンポイントで「俺(ワイ)の感性」に推されに来てるわ・・・。もはや俺レベルになると、ハッピタイプの縦縞ユニ、下は短パン、黒のキャップを被った彩ちゃんと甲子園デートする妄想してるけど(つうか、絶対に彩ちゃんて縦縞似合うよな)、何か質問ある?そんでレフトスタンドから「ゴラァ!梅野ォ!外外外てぇ!もっと内側に配球せんかゴラァ!もう原口に戻せや金本ォ!」みたいな感じでヤジってる彩ちゃんを「まぁまぁ...」みたいな感じでなだめたいよな。でもさ、ちょっと野球ができるからってAOで大学進学した僕が、その十年後に彩ちゃんTO(トップヲタ)目指してるのって超ウケん? とにかく、最近は彩ちゃんのツイート見て阪神戦の勝敗を知るくらいにはなってる。
ケツアゴのリベンジ
— BAND-MAID 彩姫(SAIKI) (@saiki_bandmaid) 2017年7月11日
イン名古屋ありがとうございました
良きお給仕やったわ
あ😂
すみません😂
阪神勝ちました😂😂😂あはははははは
更に良き日やわ
大阪公演のチケットは、ほぼソールドアウトがアナウンスされた後の最終の最終の泣きの最終抽選受付の時に申し込んだもんで整理番号はC(当選しただけでラッキー)、でもまさかあの時はMISAがインフルなってこんな事になるなんて思わなんだ。梅野クワトロは、名古屋クワトロと違うて言うなれば三階建てみたいな箱で、自分は一階のMISA寄りの最後列に近い所から観戦することにしたんや。ちょっと驚いたんは、バンドメイドのフアン層ってイメージ的におっさん言うか年配の人が大半だと思ってたんやけど、実際にお給仕に来てみると意外と年齢層が幅広いことに驚くんや。昨日の名古屋では2列目に外国人の女性二人組がおったし、終演間際に気づいたらワイの右隣にライブ慣れしてそうな小さいガールが一人で楽しそうに盛り上がっとったし、そして終演後にはカウンターバーの近くにモデルばりに可愛い子がおって「は?」ってなった。この大阪でも、ワイの後方にバンギャらしきガールの会話が聞こえてきて、やっぱお給仕でのガールはフロア後方に集まるもんなんやなって。とにかく、フロア後方は隣同士の接触もなく、ほどほどに余裕があった。
7時開演。オープニングのSEが流れる中、お馴染み、彩ちゃんの「お給仕始めます」から幕を開ける。これは名古屋クワトロより梅野クワトロのが音響が良いからか、それともただ後方で聴いてたからかは不明だが、とりあえずMISAのベースの音が小鳩ミクのギターの音よりデカくて笑った。しかし、ワイがこの日最も心配だったのは、いわゆる「虎サーの姫」でありボーカリストの彩ちゃんやった。しかし、その心配を他所に彩ちゃんは一曲目の”Don't you tell ME”から前日の名古屋公演以上にカッ飛ばすような歌声を聴かせる。今日のセトリは昨日の名古屋とほぼ同じで、バンドメイドは前日と変わらぬ一切の妥協を許さないダイナミックなお給仕を繰り広げていく。
ワイは昨日と同様に、”モラトリアム”では小鳩ミクのバッキングギターに注目したんや。正直、名古屋よりもエエ感じの音鳴らしよった。その小鳩は、昨日と同じようにMCでケツアゴ煽りをすると、今度はMISAがウイスキーを飲んで誤魔化す。恒例の「おまじないタイム」では、大阪はオーディエンスのノリがエエので、昨日以上にテンションの高い小鳩による「くるっぽー!」からの「萌え萌え~!キュンキュ~ン!」からの「ケツアゴコール」をブッ込む。そしてここで、僕がこの振替公演を「初ワンマンツアーとは完全に切り離して見るべきだ」とドヤ顔で言ったのを真っ向から否定するような言葉が、小鳩ミクの口から飛び出した。
「今日は実質ツアーファイナルだっぽ!」

前言撤回、やっぱこいつただのバカだ。僕は「その言葉だけは思ってもいいけど、決して口に出すなよ」と昨日の名古屋公演から願い続けていたんだ。事実、名古屋では「セミファイナル」とかそれに関するMCは一切なかったからてっきり安心しきってたけど、まさか最後の最後でそれをブッ込んできてクソ笑った。これ東京公演行った人は怒っていいですw で、話は変わるけど、大阪って見た感じイカツそうな感じのオラついたメンズが多かったわりには、お給仕自体は名古屋と盛り上がりはそんなに変わらなかった気がした。勿論、サーフはないし、前方でちょっとワチャワチャしてるなーって感じ。むしろ、自分が中央でイキってた名古屋のが盛り上がってたんじゃね? ってくらい。なんだろう、単純に大阪には僕並の「やべーやつ」がいなかった。とは言っても、まだ「初ワンマン」だし、そもそも今日のお給仕が初見って人が大多数ってことを考えたら無理もなかった。あと、彩ちゃんの唐突のメガネ煽り笑った。逆に言ったらメガネかけてったら彩ちゃんからレス貰えるってことだよね?
前日の名古屋と同じように、今日も新曲の『Daydreaming / Choose me』を売りにキテる流れで、前者の”Daydreaming”では彩ちゃんの「理想的な歌声」を聴かせ、後者の”Choose me”では大阪初披露とは思えない盛り上がりを見せる。お給仕は終盤戦、そのまま突っ切るかと思いきや、ここで、まさかここで、これまで隠し通されてきた「負担」が彩ちゃんに襲いかかる。お給仕ラストの”secret My lips”まであと残り数曲ってところで、彩ちゃんの声が枯れて思うような声が出なくなってしまったのだ。本来、MISAが病欠せずに予定通りのツアースケジュールだったなら、名古屋公演と大阪公演の間には中一日の休養日が予定されていた。しかし、振替公演の日程は休養日なしの2日連続お給仕という強行スケジュール以外ナニモノでもなくて、そりゃ彩ちゃんの喉への「負担」、その「影響」がないわけがない。ただでさえフィジカルとメンタルを要求される音楽ジャンルを、かつフルセットのワンマンを休みなしで2日続けてやることって恐らく自身初?だと思うし、正直この振替公演二日目で最も危惧していたことが現実になってしまった。
当然だけど、例えばギターの弦が消耗したら新たしい弦に張り替えればいいだけのことだが、しかし「替え」がきく楽器隊と違って歌い手の喉は「替え」がきかないわけだ。事実、今回の彩ちゃんへの「負担」は事前に予期できたことだし、その「負担」は減らそうと思えば直前にでも減らせたはずだ。例えば、セトリを小鳩のソロ曲と入れ替えるだとか。しかし、今回のワンマンツアーおよび振替公演の「実質ツアーファイナル」は、歌の面で彩ちゃんへの全幅の信頼があるからこそ、彩ちゃん一本で最後まで走りきるからこそ大きな意味を成すわけで、だから身を削りながらも最後まで「ボーカリスト」としての使命を全うした彩ちゃんの姿はエモさの限界を超えてたし、それはまるで自らの喉との戦い(消耗)を幾度となく繰り返し、そして幾度となくそれを乗り越えてきたX JAPANのToshiやDIR EN GREYの京、そしてJanne Da Arcのyasuと彩ちゃんがダブって見えて余計に泣けた。これ見たら小鳩はどうでもいいけど彩ちゃんにだけは天下取らせたらなアカンって、甲子園で始球式させたらなアカンってなった(えっ)。そして「最悪の結果」という「悪夢はまだ終わらない」。この後日、彩ちゃんの喉に声帯ポリープが発見され、後日予定していた対バンイベントをキャンセル、そして手術を受けるとの知らせがあった。不謹慎ながら、誠に不謹慎ながら「なんて、なんてエモーショナルなんだ・・・」と、これこそ「V系」ならではの「様式美」であり、なぜ僕が【BAND-MAID=シン・X JAPAN】と表現したのか?これ以上の説明はいらないね。とにかく、今は姫の手術成功を祈るばかりで(なんかデジャブ)、そして復活したあかつきには、小鳩ヨシキが今回の『ケツアゴの逆襲』もビックリの演出を考えてくれるハズだ(デコの逆襲くるぞ・・・)。
改めて、僕の「バンメの初ワンマンは伝説になる」という勘は何一つ間違いじゃあなかった。少なくとも、振替公演の名古屋と大阪は『(ケツアゴ)伝説』以外のナニモノでもなかった。今まで自分は音源を聴いただけでバンメの全てを知ったような気でいたけれど、それは全くの勘違いだった。お給仕でしか味わえないこと、お給仕でしか体験できないこと、お給仕でしか分からないことだらけだった。バンメは間違いなくライブ=お給仕でこそ真価を発揮する「ライブ・バンド」ならぬ「お給仕バンド」であると。個人的に、今日の弾丸日帰りお給仕は出費以上に得るものが大きかったし、本当に仕事休んでまで行ってよかった。しかし、ご主人様やお嬢様よりも、今回の初ワンマンツアーおよび振替公演で得たものがあまりにも大きすぎたのはメンバー自身で、まず何よりも、このレポや名古屋公演のレポにも書いたメンバーの「負担」、それに伴う「リスク」の問題を嫌ってくらい痛感したはずだ。それ以外でも、これからは必然的にあらゆる面で「プロ意識」が求められてくるだろうし、まずメンバー自身がその「プロフェッショナルさ」を意識し始めなきゃいけない時期に来ているんじゃあないか。今回は「初ワンマン」の「初」に甘える部分が大いにあったけど、次の秋冬ツアーからはかなりハードルが高くなるのは必須だ。これまでは小さい箱で定位置でただ演奏してりゃそれでよかったけど、今後箱のキャパが広くなっていくことに伴う演出面の変化、そしてメンバーそれぞれのステージングにも注目が集まるし、どれだけステージを動かして、どれだけ客を煽ってくれるのか、とにかく秋冬ツアーはそこが一番のポイントだと思うし、今から楽しみにして待ちたい。
ただ今は姫の手術成功を祈るばかりだが、次に僕がバンメのお給仕にご帰宅するのはちょうど今から一ヶ月後、8月19日のサマソニ大阪だ。この日は対ロリコンベビメタ軍との大事な初陣だ。全国のバンメ軍は全員サマソニ大阪に集合や。そして、ロリコンベビメタ軍への先制奇襲攻撃として「魔彩ジャンプ」キメて姫の復活を派手に祝うぞ。てめーら俺について来い。














「こんばんわ、稲川VR淳二です。」






