Artist CVLTE

EP 『HEDONIST』

Tracklist
01. amen.
02. eat acid, see god.
03. hedonist.
04. dancing in the rain.
05. kuromi.

EP 『HEDONIST』

Tracklist
01. amen.
02. eat acid, see god.
03. hedonist.
04. dancing in the rain.
05. kuromi.
『amo』以降のBring Me The Horizonって、いわゆるハイパーポップの文脈で語るべきバンドに突然変異したのかもしれない。というのも、現代のポスト・インターネット~ハイパーポップの原点である伝説のMステバックレロシアンガールことt.A.T.u.、その正統後継者でありイーロン・マスクのパートナーでもあるグライムスとのコラボ曲を皮切りに、次作のEP『POST HUMAN:SURVIVAL HORROR』ではインターネット世代を象徴するアシュニコの代役としか思えなかったロンドンのNova Twinsとのコラボや、ハイパーポップの素養の一つであるLGBTQに代表されるジェンダーの垣根を超越した存在であるヤングブラッドとのコラボ、そして今年リリースした新曲となるポスト・マローンの“I Fall Apart”をオマージュした“DiE4u”、その現代ポップスターを模した同曲をsix impalaの手によりハイパーポップ風にリミックスするBMTHのしたたかさたるや。そして極めつけは現代ロシアの国民的男女ユニットであるIC3PEAKとオリヴァー・サイクスのコラボ、そのDiE4uやIC3PEAKにおける「HELL 2 U!」みたいなノリで数字の3をEと読ませたり、数字の4を前置詞のforと読ませる置き換え文化もヒップホップやハイパーポップ界隈では常套手段である。ちなみに、そのIC3PEAKがトラップメタル界の猛犬であるZillaKamiとGhostmaneの二人とコラボしていると知った時は全てが繋がった気がしたというか、それこそSpotifyのハイパーポップ系プレイリストの「misfits 2.0」の一部としてBMTHが組み込まれているのが全ての答えです。つまりメタルとハイパーポップって一見遠い存在のようでいて、実は一部のシーンではめちゃくちゃ近い音楽ジャンルなんですね。
そのようにして、最近のBMTHおよびオリヴァー・サイクスはハイパーポップやヒップホップにおけるフィーチャリング文化を意識した活動をしている。また、ハイパーポップを語る上で欠かせない国の一つであるロシアのアーティストとのコラボをはじめ、ベセスダゲーこと『DOOM』のサントラを手がけたミック・ゴードンをエンジニアに迎え、小島秀夫ゲーこと『デス・ストランディング』とのコラボ曲を収録したEP『POST HUMAN:SURVIVAL HORROR』において、日本のカワイイメタルを代表するベビメタことBABYMETALとコラボすることで、ゲーム業界におけるハイパーポップを(The Armedやグライムス、日本のナマコプリが参加している)音楽的にもパンキッシュなビジュアル的にも“ポスト・ヒューマン”化した俺的GOTYこと『サイバーパンク2077』のサブカル文脈とシンクロさせる事に成功していた。また、そのベビメタとBMTHをダブルでパクってるボストン娘のPoppyもハイパーポップの文脈で語られるポッピスターである事は、グライムスとのコラボをはじめt.A.T.u.の名曲“All the Things She Said”をカヴァーしている点からも明らかだ。逆に言えば、ベビメタが急激にオワコン化した理由はハイパーポップ路線に移行できなかったこと、この一点に尽きるのかもしれない。
前述したように、昨今のBMTHおよびオリヴァー・サイクスと全く同じ価値観や現代ロックシーンに対する洞察力を持ったバンドがこの日本にも存在する。そのバンドこそ、今年の5月に1stアルバムとなる『praystation 2』を(PS2といい、一部の曲でキンハーの効果音を使ってたりするからケツ持ちはFソニーか?)、そして先日EPの『HEDONIST』をリリースした札幌出身のCVLTEだ。
彼らの音楽性を誤解を恐れずに極端な表現を用いて例えるなら、それは「ゾンビの如く土の中から蘇ってK-POP化したFuneral For A Friend」である。というのも、というのも、というのも、彼らこそ新世代メタルとハイパーポップをシンクロさせる事に世界で唯一成功したバンドなんじゃねぇか説あって、それこそ「セカンドライフとは一体なんだったのか?」みたいなメタバース的な世界観全開のジャケはもとより、そもそも「K-POP化したFuneral For A Friend」って何やねんというツッコミに対し、ハイパーポップならではのジェンダーレスなラップを披露する同郷の次世代ラッパーSleet Mageをフィーチャリングした一曲目の“amen.”を例に出して答えると、(ニートtokyoに出演経験がある時点で一方的にシンパシーを感じる)バンドのフロントマンでありFFAFのマシュー・デイヴィスの歌声にクリソツなAVIELのオートチューンを効かせたBTSばりのフロウを刻むエモラップと、00年代のUKロックというか往年のポストハードコアというかFFAF的な湿り気のあるメロディの作り方、また表題曲である三曲目の“hedonist.”ではイントロからクリーントーンのギターやK-POPのボーイズグループ然としたオートチューン/エモボイスを聴かせるキャッチーなポップチューンで、そして四曲目の“dancing in the rain.”では本家のFFAFとしか思えないような往年のUK69然とした懐かしいメロディが炸裂する。そんな彼らのメロディセンスは、UK新世代メタルのLoatheや今はなきロスプロとも否応にもシン9ロする。
ハイパーポップの影響下にあるK-POPといえば、それこそ「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という、いかにもアバターを使った仮想空間=メタバースの世界観をコンセプトにSMエンターテインメントが送り出す次世代グループことaespaがその名をネクストレベルに轟かせているように(僕はウィンター推しと見せかけてジゼル推しのピョンテです)、五曲目の“kuromi.”でフィーチャリングした(グライムスやAlice Glassの影響下にある)日本のハイパーポップ界を牽引する4をA(ア)と読ませる246ッカーこと4s4kiからの影響は本作のジャケにメタ(バース)的に現れており、そしてCVLTEがいかにBMTHレベルの才能を持つバンドであるかを裏付けるのが、それこそ日本の若手ラウドロックシーンを牽引するハイパーポップ野郎と言っても過言じゃあないコード・オレンジ・キッズことPaleduskを(1stアルバムに引き続き)フィーチャリングした#2“eat acid, see god.”における、いわゆる『amo』以降に象徴される“20年代のヘヴィネス”すなわちGojiraから新世代メタルのCode OrangeとBMTHに血脈を分かち合った(ダニ・フィルスをフィーチャリングした某曲の)金字塔的なリフ/ヘヴィネスを応用した、要するにCVLTEが持つハイパーポップの側面とPaleduskが持つハイパーポップという名のカオスな側面を『HEDONIST』というメタバース内で配合させるという、ちょっとトンデモナイことやってるんですね。しかし改めて、コード・オレンジ・キッズとして日本に産み落とされたぺがこの国内の革新的なバンドと一緒に「ハイパーポップ!ハ~イ!」みたいにピョンテごっこしてるのは素直に感慨深いものがある。
彼らの音楽性を誤解を恐れずに極端な表現を用いて例えるなら、それは「ゾンビの如く土の中から蘇ってK-POP化したFuneral For A Friend」である。というのも、というのも、というのも、彼らこそ新世代メタルとハイパーポップをシンクロさせる事に世界で唯一成功したバンドなんじゃねぇか説あって、それこそ「セカンドライフとは一体なんだったのか?」みたいなメタバース的な世界観全開のジャケはもとより、そもそも「K-POP化したFuneral For A Friend」って何やねんというツッコミに対し、ハイパーポップならではのジェンダーレスなラップを披露する同郷の次世代ラッパーSleet Mageをフィーチャリングした一曲目の“amen.”を例に出して答えると、(ニートtokyoに出演経験がある時点で一方的にシンパシーを感じる)バンドのフロントマンでありFFAFのマシュー・デイヴィスの歌声にクリソツなAVIELのオートチューンを効かせたBTSばりのフロウを刻むエモラップと、00年代のUKロックというか往年のポストハードコアというかFFAF的な湿り気のあるメロディの作り方、また表題曲である三曲目の“hedonist.”ではイントロからクリーントーンのギターやK-POPのボーイズグループ然としたオートチューン/エモボイスを聴かせるキャッチーなポップチューンで、そして四曲目の“dancing in the rain.”では本家のFFAFとしか思えないような往年のUK69然とした懐かしいメロディが炸裂する。そんな彼らのメロディセンスは、UK新世代メタルのLoatheや今はなきロスプロとも否応にもシン9ロする。
ハイパーポップの影響下にあるK-POPといえば、それこそ「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という、いかにもアバターを使った仮想空間=メタバースの世界観をコンセプトにSMエンターテインメントが送り出す次世代グループことaespaがその名をネクストレベルに轟かせているように(僕はウィンター推しと見せかけてジゼル推しのピョンテです)、五曲目の“kuromi.”でフィーチャリングした(グライムスやAlice Glassの影響下にある)日本のハイパーポップ界を牽引する4をA(ア)と読ませる246ッカーこと4s4kiからの影響は本作のジャケにメタ(バース)的に現れており、そしてCVLTEがいかにBMTHレベルの才能を持つバンドであるかを裏付けるのが、それこそ日本の若手ラウドロックシーンを牽引するハイパーポップ野郎と言っても過言じゃあないコード・オレンジ・キッズことPaleduskを(1stアルバムに引き続き)フィーチャリングした#2“eat acid, see god.”における、いわゆる『amo』以降に象徴される“20年代のヘヴィネス”すなわちGojiraから新世代メタルのCode OrangeとBMTHに血脈を分かち合った(ダニ・フィルスをフィーチャリングした某曲の)金字塔的なリフ/ヘヴィネスを応用した、要するにCVLTEが持つハイパーポップの側面とPaleduskが持つハイパーポップという名のカオスな側面を『HEDONIST』というメタバース内で配合させるという、ちょっとトンデモナイことやってるんですね。しかし改めて、コード・オレンジ・キッズとして日本に産み落とされたぺがこの国内の革新的なバンドと一緒に「ハイパーポップ!ハ~イ!」みたいにピョンテごっこしてるのは素直に感慨深いものがある。
この曲のNYのアーティスト=Puppetをフィーチャリングした部分の歌メロをオリヴァー・サイクスに置き換えても俄然シックリくるというか、それこそNova Twinsコラボの逆バージョンとしか思えなかった。もしベビメタの次にBMTHが日本のアーティストとコラボする可能性があるとするなら、それは4s4kiしかいないと確信しているくらい、そんな国内のハイパーポップシーンにおける最先端とラウドシーンにおける最先端を多様性の一つとしてEPならではのバラエティに富んだ実験的な作風に昇華し、そして最近のBMTH(=オリヴァー・サイクス)と同じようにヒップホップのフィーチャリング文化を尊重するCVLTEの洞察力および審美眼は、彼らが(sic)boyよりも信用に値するバンドでありアーティストであることを意味している。
ハイパーポップならではのオートチューンはもとより、ノイズやグリッチなどの新世代メタルとシン96するヒップホップとラウドロックの中間点みたいな次世代を象徴するウルトラッピーなトラックメイクは、これからの現代ラウドミュージック界を林家ペーとともに盛り上げていくバンドである事を確信させる(正直、5月にリリースした1stアルバムよりも要点がまとまってて好き)。しっかし、そのヘヴィロックからのアプローチとヒップホップからのアプローチをミクスチャーした二大トラップメタルの『BOG BOY』ことZillaKamiと遊戯ボーイことGhostmaneの偉大さたるや・・・。ともあれ、aespaが創造するサイバーパンクなメタバース空間の中でずっと書きたかった伏線、その全てをシン9ロさせて(伏線)回収できたので(つまりaespaはメタル)、改めて彼らCVLTEには感謝しかない(4s4kiについての深堀りは別の機会に、別の視点で書くかも)。
ハイパーポップならではのオートチューンはもとより、ノイズやグリッチなどの新世代メタルとシン96するヒップホップとラウドロックの中間点みたいな次世代を象徴するウルトラッピーなトラックメイクは、これからの現代ラウドミュージック界を林家ペーとともに盛り上げていくバンドである事を確信させる(正直、5月にリリースした1stアルバムよりも要点がまとまってて好き)。しっかし、そのヘヴィロックからのアプローチとヒップホップからのアプローチをミクスチャーした二大トラップメタルの『BOG BOY』ことZillaKamiと遊戯ボーイことGhostmaneの偉大さたるや・・・。ともあれ、aespaが創造するサイバーパンクなメタバース空間の中でずっと書きたかった伏線、その全てをシン9ロさせて(伏線)回収できたので(つまりaespaはメタル)、改めて彼らCVLTEには感謝しかない(4s4kiについての深堀りは別の機会に、別の視点で書くかも)。





