Artist Old Silver Key
Old+Silver+Key+OSK

Album 『Tales of Wanderings』
old-silver-key-tales-of-wanderings_LRG

Track List
1. What Once Was and Will Never Happen Again
2. November Nights Insomnia
3. Cold Spring
4. Nineteen Winters Far Away From Home
5. Star Catcher
7. About Which an Old House Dreams

ウクライナ・ブラックのDrudkhのメンバーとAlcestネージュ氏によるサイドプロジェクト、Old Silver Keyのデビュー作『Tales of Wanderings』なんだけど、このプロジェクト、
ボーカルのネージュ以外は全員Drudkhのメンバーで構成されていて、そのスタイルとしては、ノイジーにザラつかせたシューゲイズ・サウンドにトレモロ・リフやアコギ、そしてネージュ氏の柔らかくて儚い歌声が、アルセほどではないものの、ある種の桃源郷へと聞き手を誘う。すっげーテキトウに言うと東欧化したアルセみたいな感じで、誤解を恐れずに言うと、デモ音源を聴いてるようなチープな感覚っつーか、派手さのない地味なシューゲイザー・ロックをやってる。ちなみにネージュ氏は全パートをクリーンで歌ってて、アルセみたいな遊牧民的なスタイルじゃなくて、心なしかポップに歌ってるのが新鮮に聴こえる。結論としては本作、楽曲の質は悪くはないしむしろ良い方なんだけど、比較対象となるアルセやLes Discretsを超える凄んだナニかを持っているというわけじゃあないので、如何せん褒めづらいというか、これなら素直にアルセ聴いとけばよくね、って。とにかく”ネージュの無駄遣い”な感が否めない。とか言うても、本命であるLantlôsの新譜には期待してます。

 さすがのおいらでも、ポストブラック界隈だからとりあえず褒めとけ的な事にはならんけども、ネージュ氏のあの癒し系ボイスにブヒれるヲタなら聴いて損はないと思うし、不思議な肌触りが楽しめるシューゲイズが聴きたいって人にオススメしたい一枚。

C
 
Tales of Wandering
Tales of Wandering
posted with amazlet at 11.10.17
Old Silver Key
Season of Mist (2011-10-11)
売り上げランキング: 41130