HR/HMのCDをてけとーにレビューするブログ
US産のオルタナティブ・メタルバンドの4人組、Breaking Benjamin の約3年振りの4作目「Dear Agony」を紹介。



1. Fade Away           ★★★★☆
2. I Will Not Bow         ★★★★★
3. Crawl               ★★★★
4. Dear Agony           ★★★★★
5. Lights Out            ★★★★
6. What Lies Beneath       ★★★★☆
7. Without You           ★★★★☆
8. Give Me A Sign        ★★★★
9. Hopeless            ★★★☆
10. Into The Nothing       ★★★
11. Anthem Of The Angels   ★★★



Breaking Benjaminは2004年に結成されたアメリカのロックバンドで、今やこの手のジャンルのトップに君臨していると言っても過言ではないほど有名なバンドで、「The Diary Of Jane」が大ヒットした前作の「Phobia」から約3年振りの4作目となる本作の「Dear Agony」は、これまでの流れと変わらず、骨太かつダイナミックなヘヴィネスが重厚なサウンドをバックに、Voベンのアメリカンロック然とし、哀愁が溢れるほどキャッチーでめちゃ上手い歌声を聴かせ、ポスト・グランジにも通じる重くダークな雰囲気を持った、分かりやすいオーソドックスなオルタナ・メタルをやってます。彼らと音楽性が近いREDThree Days Grace を聴いてる人なら、まず知らない人は居ないだろうね。


前作の3rd「Phobia」は、名曲「The Diary Of Jane」を中心に、良い曲がアルバム前半に集中して、後半はちょっと曲の質が落ちる印象があったんだけど、今回のアルバムは、思いっきり骨太かつヘヴィに聴かせるダークな曲や、ベンの哀愁歌メロを強調したBBらしいキャッチーな曲、壮大なストリングスを多用した曲など、序盤/中盤/終盤にしっかりと盛り上がる曲が置いてあるんで、前作よりはまとまりとバランスが生まれてる作品のような気がします。前作も思ったけど、やっぱりこのバンドは序盤と中盤がずば抜けて良いね。特に序盤に良い曲が多い。


Breaking BenjaminらしいヘヴィネスとVoベンのキャッチーな哀愁がたまらない1「Fade Away」、2「I Will Not Bow」、3「Crawl」、「Without You」、8「Give Me A Sign」。美しいストリングスとヘヴィネスの共存がカッコイイこれぞアメリカンバラードな4「Dear Agony」、6「What Lies Beneath」、11「Anthem Of The Angels」。ゴリゴリなヘヴィネスとアグレッシブなスクリームが強烈な5「Lights Out」、9「Hopeless」、10「Into The Nothing」はRED風味なオルタナ・メタルナンバー。本作はやたらREDっぽい部分が多いなぁって思ってたら、11曲中4曲をRedのJasen Rauchが手掛けてるらしいです、なるほどね。

一回聴くだけではイマイチ輪郭が掴みづらいし、前作の「The Diary Of Jane」のような誰もが認めるキラーチューンは残念ながらないけど、そのレベルに限りなく近い質の高い曲は多々あります。けど、この手のバンドの命運っつーか、メインストリーム系のバンドって「いかにシングルヒットが狙えるキラーチューンが書けるか」にかかってるだろうから、本作のキラーチューンの不在はちょっとしたマイナスポイントになっちゃうのかなーって。トータルで見ると決して悪くない、聴けば聴くほど味が出る、いわゆる「手堅い」内容なんだけど、けどやっぱり「The Diary Of Jane」と比べたくなっちゃうのは聴き手の性ってやつでしょーか。。。てか、やっぱりVoベンは上手い。更に歌が上手くなってるね。


こんな感じで、ビルボード初登場4位というのも納得の良盤だと思いました(・∀・)この手の音楽が好きならまず聴いて損はないよっ!!



7.5- / 10



Dear Agony
Dear Agony
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Breaking Benjamin
Hollywood Records (2009-10-17)
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