HR/HMのCDをてけとーにレビューするブログ

スイス産のケルティック・フォーク・メタルバンドの8人組、ELUVEITIE の3作目「Evocation I - The Arcane Dominion」を紹介。



1. Sacrapos - At First Glance           ★★
2. Brictom                        ★★★★★
3. A Girl’s Oath                    ★★
4. The Arcane Dominion               ★★★★☆
5. Within the Grove                   ★★★
6. The Cauldron of Renascence          ★★★★
7. Nata                          ★★★
8. Omnos                        ★★★★★
9. Carnutian Forest                  ★★★
10. Dessumiis Luge                  ★★★
11. Gobanno                       ★★★

12. Voveso in Mori                   ★★★
13. Memento                       ★★★★
14. Ne Regv Na                    ★★★★★
15. Sacrapos - The Disparaging Last Gaze   ★★★



昨年リリースされた傑作アルバムの2nd「Slania」が記憶に新しいスイス出身のフォーク・メタラーのEluveitie なんだけど、その前作から1年振りの早くも3枚目となった今作の「Evocation I - The Arcane Dominion」は、前々から噂されていたとおりの「アコースティック・フォークアルバム」で、1stと2ndで聴かせていたイエテボリスタイルのゴリゴリでアグレッシヴなフォーク・メタル色は皆無な作風で、完璧なるまでに「ケルティック・フォーク・ロック」を追求し探求してきた内容になっている。ハッキリ言っちゃえば本作はメタルアルバムではないです。ゲストが多数参加してるし、噂ではEluveitie名義で出す予定はなかったらしいアルバムなんで、本作をEluveitieのアルバムとして、つまり3作目としてカウントして良いのか悪いのかは分かんないけど、とりあえずEluveitie名義での3枚目のアルバムです。


事前公開されてた魅せるPVの「Omnos」を聴けばなんとなく想像が付いたとおり、正直言ってあんま特徴のない素人っぽい歌声をしている女性ヴォーカルのアンナ・マーフィーメリ・タディッチがメイン・ヴォーカルを取っている曲と、「ピーヒャラ♪ピーヒャラ♪」と民族楽器を最大限に活かしたケルティックでフォーキーな尺の短いインストナンバーを中心に構成されているアルバムなんで、メタルバンドとしてのEluveitieを期待していたリスナーはちょっとビックリするかもしれないね。まー、前々から「アコースティックアルバム」と噂されてたわけだし、別に驚く人なんて居ないと思うけどねー。リリース日は不明だが、この次のアルバムで「Evocation II - Visions」が予定されてるらしく、恐らくそのパート2に当たるアルバムでは、1stや2ndのようなアグレッシヴなフォーク・メタルを聴かせてくれると思うんで、クビを長くして期待してましょ。つまりはちょっと例えのテイストが違うかもだけど、OPETH の「Deliverance」と「Damnation」的なアルバムの立ち位置って事なのかね?本作は。まー大体そんな感じで理解しましょ。


という事で今作の中身についてなんだけど、とにかく「フォーク・ロック」然とした楽曲ばかり並んでおり、「フォーク」のジャンルの知識が全くと言っていいほどないボクは、正直どう聴いて良いのか分からない始末で、1から最後まで「ふ~ん」「へ~」ちゅー感じの感想というか・・・イマイチ「パッ」っとしない印象しか、聴き始めの頃は持つ事ができなかったわけです。ちゅーか、アンナメリがまともにヴォーカルを取っている曲は2.8.10.12.14.くらいで、他の曲は基本的にフォーキーなインストがベースな曲ばっかなんだ。けど、さっき書いたヴォーカル入りの曲は、「フィーメールヴォーカル系のフォーク・ロック」として普通に楽しめるんで、別にそんなに悲観する事ではないかな、普通に気に入っちゃったし、何回も聴いていく内に本作から溢れ出る癒されフォーキーなメロディに自然と心酔いしれちゃってるしね(・∀・)個人的には、もっとヴォーカル入りの曲を多く聴きたかったかなーって思ったけど、これはこれで悪くはないね。けどやっぱりボク的に好きな2.8.14等のヴォーカル入りのフェイバリットナンバーを聴くと、ヴォーカル入りの曲を中心に聴きたくなっちゃうのよ。アンナの歌声は何気に萌えポイント高いしね^^ルックスについてもね^^インストがメインな曲で言えば、民族楽器が全開に使われた、中華っぽさもある癒されフォーキーな4、吹奏メロディがスピーディでノリノリな6、フォーキーな音色に癒される13、が好きな曲かな。本作のアコギアルバムの登場により、ライブでの魅せる幅がまた広がったような気がするね。ライブ見たいな~。


ちょっと気になったんだけど、「フォーク」のジャンルが大好きな人が今作を聴くと、どのような感想を持つのだろう?凄い気になるなーって。ちょっと余談だけど、このバンドってメンバーの入れ替わりが激しいバンドなんだなーって、彼らのWIKI見て知ってビビッタ。まぁ、そーゆーのは8人も居る大所帯バンドならではの付き物と言いますか。。。メンバーのイザコザでEluveitie解散ってオチはマージで勘弁だね。これからもっともっとノリに乗れる期待のバンドなんで、早々と消滅してほしくないんだよねー、ファン心理としては。

ちゅー感じで、本作は「Eluveitieマニア向けの作品」という印象が強いので、他方へのオススメはあまりできないけど、良くも悪くも「アコースティックアルバム」の佳作って所なんで、その辺は自己責任チェックしてみてくだしー。とにかく次作では「俺達のEluveitieが帰ってキターーーーーーーーーーーー!!」と言わせてほしいねー。


7.0 / 10



Evocation I: The Arcade Dominion
Evocation I: The Arcade Dominion
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Eluveitie
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