メタルコアシーンを支える、USA産、マサチューセッツ出身のMAメタルバンドの5人組、UNEARTHのプロデューサーに再びKillswitch Engageアダムを迎えての4作目「The March」を紹介。



1. My Will Be Done        ☆☆☆☆☆
ピロピロっとしたテクニカルなリフとザクザクっとしたリフで勢い良くはじまり、グルーヴを放つハードコアなデスヴォイスと正統派ツインギターが叙情的でキャッチーなサビがアグレッシヴな、2ndの曲を彷彿とさせるメタルコアナンバー。スリリングなツインギターソロもおk。


2. Hail the Shrine         ☆☆☆☆
イヤアアアアアアアアアアアアというスクリームがブルータルで強烈なはじまりから、メロデス風なリフでアグレッシヴに勢い良く進み、メロウなギターとノリが良いグルーヴィなヴォーカルが印象的な、スローに展開するサビへ繋がるメタルコアナンバー。


3. Crow Killer            ☆☆☆☆☆
ピロピロっとしたメロウなツインギターが炸裂するイントロから、モッシュ・パートを入れたヴォーカルを交えてアグレッシヴに進むナンバー。ピロピロっと弾きまくるギターソロも印象的。終盤の正統派ヘヴィ・メタルっぽいギターのカッコイイ叙情的なメロディの繰り返しもグット。


4. Grave of Opportunity      ☆☆☆☆☆
ダイナミックでメロウなギターのカッチョイイイントロから、Arch Enemyを彷彿とさせるアグレッシヴかつスリリングなリフで展開する曲で、メロウで叙情的なサビが印象的なメタルコアナンバー。「アーイ!!」というダイナミックなパートも盛り上がる。


5. We Are Not Anonymous     ☆☆☆☆☆
スリリングに弾きまくるスピーディなリフとChildren Of Bodomを彷彿とさせるキャッチーなギター・メロディが印象的なメロデス的ナンバー。チルボドを彷彿させるメロディックなリフは、あまりキレがないのでB級臭く感じてしまう^^;。スリリングなGソロもピロイ。


6. March                ☆☆☆☆☆
マシヘっぽいイントロから、アグレッシヴにスクリームしながら進み、ツインギターの叙情メロディが印象的なサビへが盛り上がるナンバー。


7. Cutman               ☆☆☆☆
なんとなくビジュアル系みたいなクサイリフが印象的なイントロから印象的な曲。


8. Chosen                ☆☆☆☆

ヴォーカルのスクリームが強烈なイントロから、アグレッシヴに展開するナンバー。


9. Letting Go              ☆☆☆☆
スローテンポでヘヴィに進み、叙情的なツインギターのメロディが印象的なナンバー。


10. Truth of Consequence      ☆☆☆☆☆
メロディアスで明るくはじまるイントロから、北欧のメロデスバンドThe Absenceっぽいギターのメロメロ~っとしたサビが印象的なナンバー。



USA産、マサチューセッツ州出身のメタルコアバンド、UNEARTHの4作目。音楽性は、叙情的なツインギターのクサメロを前面に炸裂させる、北欧メロディック・デスの色合いが強い、尚且つスラッシーな要素も少し感じさせるMAメタルコアをプレイしている。4作目となった今作では、1、2作目の時のプロデューサーだった、Killswitch Engageのギタリストのアダムを再び迎えて作成されたアルバムで、前作のスラッシーかつアグレッシヴにトコトン突っ走るアルバムから一転して、2ndの頃のように叙情的なツインギターを前面に押し出した、メロディックなアルバムに回帰している印象を受けた今作の「The March」。

このバンドの特徴である、北欧メロディック・デスや正統派ヘヴィ・メタルからの影響が伺える、ちょっとピロピロっとしたリフや、クサメロ満載で叙情的なリフが多く見られるアグレッシヴなサウンドは、ハードコアにスクリームするヴォーカルと絶妙に交わり、グルーヴ感のある盛り上がりを見せる。今作では、Arch EnemyChildren Of Bodomの名前をモロに彷彿とさせるリフがあったりするし、ピロピロっと弾きまくるギターが何となくProtest The Heroっぽい楽曲も見受けられる。そういった意味では、今作はメタルコアの要素よりメロデスの要素の方が、より一層強くなったアルバムと言えるかもしれない。しかしこれは悪い意味で取ると、パクリと言われても仕方ないリフなので、正直その辺の印象は悪いし、ピロピロしすぎに感じるギターも、人によっては鼻に付く人が居るかも。

音質に関しても気になることがあり、今作の音は、刺々しさのないモコモコっとした音なので、メタルコアらしさという点は、その辺から見ても薄い。個人的には、もうちょっとメタルメタルしたサウンドで、このアルバムを聴いていたら、もっと好印象になっていたに違いないので、その辺は実に惜しいポイントである。

全体の内容的にも、無理に2ndの頃の音楽性に戻らなくても、前作のようにアグレッシヴに突っ走るアルバムの方向性にした方が良かったんじゃないかなぁと思ってしまった次第。こうなるともうプロデューサーのアダムとバンドとの相性が悪いんじゃないかと疑ってしまうレベル。しかしながら、Killswitch EngageShadows Fall等のMAメタルバンド勢と肩を並べているバンドなので、楽曲は他のメタルコアバンドと比べると、ちょっと上を行っているのは確かだし、それなりに楽しめる良盤ではあると思う、それなりにね。個人的には、1曲目と6曲目が好きな曲(^O^)

今作は、2ndと並んで、UNEARTHをはじめて聴くって人には、打って付けのアルバムでもある。しかし、プラスの面よりもマイナスの面のほうが大きく感じてしまったのが、チョイと残念だったなぁという感想。



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1. My Will Be DoneのPV http://www.youtube.com/watch?v=MjVzqkSoAls


6. March http://www.youtube.com/watch?v=pA9dTm7LvyE