Artist Gulch

Album 『Impenetrable Cerebral Fortress』

Tracklist
この『はだしのゲン』タッチでピンク色に光り輝くチクビもといアートワークに猛烈な興味を惹かれて、カリフォルニアはサンノゼ出身の5人組、その名もGulchの1stアルバム『Impenetrable Cerebral Fortress』を聴いてみたら、例えるならアンダーグラウンドの裏社会に染まった漆黒の陥没黒チクビを、「ペロペロペロペロペロペロペロペロぺロ」とイジリー岡田ばりの高速ベロ使いで黒乳首からピンクチクビへとビンビンにピン立ちさせて、それと共鳴するかのように今度は自分のナニがギンギンにおっ立った瞬間、ピンク色に染まったチクビを噛みちぎり、チクビの先端から噴水のように吹き出る真っ赤な鮮血を浴びて、イッた顔で微笑みながら「おいひぃ・・・(コリコリ)」とASMRばりの咀嚼音を鳴らすような、そんな最高に“イッちゃってるハードコア”。

Album 『Impenetrable Cerebral Fortress』

Tracklist
01. Impenetrable Cerebral Fortress
02. Cries Of Pleasure, Heavenly Pain
03. Self-Inflicted Mental Terror
04. Lie, Deny, Sanctify
05. Fucking Towards Salvation
06. All Fall Down The Well
07. Shallow Reflective Pools Of Guilt
08. Sin In My Heart
この『はだしのゲン』タッチでピンク色に光り輝くチクビもといアートワークに猛烈な興味を惹かれて、カリフォルニアはサンノゼ出身の5人組、その名もGulchの1stアルバム『Impenetrable Cerebral Fortress』を聴いてみたら、例えるならアンダーグラウンドの裏社会に染まった漆黒の陥没黒チクビを、「ペロペロペロペロペロペロペロペロぺロ」とイジリー岡田ばりの高速ベロ使いで黒乳首からピンクチクビへとビンビンにピン立ちさせて、それと共鳴するかのように今度は自分のナニがギンギンにおっ立った瞬間、ピンク色に染まったチクビを噛みちぎり、チクビの先端から噴水のように吹き出る真っ赤な鮮血を浴びて、イッた顔で微笑みながら「おいひぃ・・・(コリコリ)」とASMRばりの咀嚼音を鳴らすような、そんな最高に“イッちゃってるハードコア”。
この手のイッちゃってるハードコアで思い出したのが新世代ボストンハードコアのVeinだった。それもそもはず、彼らGulchはそのVeinやTDEPのメンバー擁するハードコアスーパーグループのENDも在籍するレーベルClosed Casket Activitie所属、そしてDeafheavenをはじめとする新世代ハードコア界隈を縁の下から支えてきた気鋭のエンジニアJack Shirley案件という、要するに現代ハードコアの最先端を指し示す役満コンボ。
そんなガワからしてイマドキのハードコアなら、中身も再生した瞬間からほとばしるDeathwish臭というかConvergeや初期のCode Orangeを連想させるカオティックなハードコア/パンクをやってのける。確かに、確かに「コンヴァージの何番煎じやねん、もうそういうのいいから・・・」みたいになりかねないけど、このGulchの凄さって一見ただのDeathwish型ハードコアのフォロワーに見せかけて、鋭いソリッドなヘビネス、クラストコア的なヘビネス、ポストメタル〜スラッジラインの濃厚濃密なヘビネス、それらのバリエーションに富んだメタル資質の高いヘビネスの質量、その塩梅が絶妙なバランス感覚と音作りのセンスが新人離れしている点にある。一見、獰猛で粗雑なアングラ・ハードコアかと思いきや、しっかりとヘビネスに意識を持たせながら“重さ”と“コアさ”に比重をかけたメタリックなハードコア。どう見てもイッちゃってるのに、ただ一点だけ“ヘビネス”においてはVeinに代表される新世代ハードコアと共振する最先端のヘビネスを鳴らしてるのが最高に可愛いピンクコア。
ただでさえイッちゃってる2020年最高のハードコアなのに、UKポストパンク・レジェンド=Siouxsie & The Bansheesの楽曲をカバーしちゃうのも最高にイッちゃってる。