
おいらが国内で唯一認めてる女優って満島ひかりちゃんと今はなき能年玲奈で(この二人を引き合わせなかった業界の罪は重い)、そんなおいらが満島ひかりちゃんのことを明確に認知し始めたのって、他ならぬ奇才園子温監督の最高傑作である『愛のむきだし』のヒロイン役で、そのバブみの深い存在感と体を張った凄みのある演技をひと目見た瞬間に、年下ながら「この子は間違いなく大物になる」とドヤ顔したのを覚えている。元々はフォルダー5とかいうダンスグループで一人だけ異質な存在感を放っていて、しかしその時は女優に転身するなんて、しかもまさか国内屈指の大物女優に化けるなんて思いもよらなかったのだけど、最近では江戸川乱歩ドラマシリーズの明智役他をはじめ、火曜ドラマ『カルテット』では椎名林檎が提供した主題歌で松たか子らとのデュエットを披露したりと、その存在感はCM界やドラマ界を中心に日に日に増すばかりで、更には名作映画『川の底からこんにちは』の某監督との離婚ですら「大物女優」としての箔付けにしかなってなくて、俄然惚れ直したというか、「やっぱ俺って見る目あるわ」ってなった。
ところで、一体なんでこんな話をしているのかというと、大沢伸一氏のソロプロジェクトMONDO GROSSOの約14年ぶりとなる新曲に、他ならぬ満島ひかりちゃんがボーカルとして参加してるからであって、しかもその曲がトンデモナイくらいイイ曲でサイコーなのだ。
今流行の水曜日のカンパネラをはじめとした、クラブ/ハウスミュージック系のダンサブルなトラックと満島ちゃんのほのかに幼さを残す透明感のある甘い歌声が織りなすアトモスフェリックなトリップ空間にソッと身を委ねたくなる、それこそ同郷である往年の安室奈美恵を彷彿させる、それこそ小室哲哉全盛だった90年代のエイベックスサウンドを彷彿させる懐かしのサウンドを展開する。"ラビリンス "の歌詞を手掛けたのは、東京スカパラダイスオーケストラの谷中氏で、2曲目にはサックスをフィーチャーしたレゲエ調の(DUBFORCE Mix)を収録し、3曲目の(Acoustic Mix)では文字通りアコギをフィーチャーしたハワイアンな曲調で、より満島ひかりちゃんのピュアでラブリーな歌声が癒し系に作用してて最高。この曲で毎日満島ひかりちゃんの歌声が聴けるってだけで嬉しみが深い。そして、こんなイイ曲を満島ちゃんに与えてくれた大沢伸一氏およびモンド・グロッソに感謝。















