02. All Rise
03. Death To Rights
04. Tempest
05. The Mason
06. Moving Up
07. Sight Of Shore
08. Father/Son
09. Profane
10. Archers
11. Ruined Ends
12. Identity
13. Matter Of Time
14. Prophets
15. Onward
ロリペド VS, 嫁キラー ・・・ここ最近、20世紀後半のロック界が生み出した凶悪犯罪者といえば→Lostprophetsのボーカリストでありロリペドクソ野郎ことイアン・ワトキンス、いわゆるメタルコアとかいうジャンルにガチで終止符を打ちやがったAs I Lay Dyingのボーカリストであり嫁殺人(未遂)野郎ことティム・ランベシスという、現代のロック界およびメタル界を代表する二人のボーカリストの一騎打ちだろう。で、このWovenwarというバンドは→アズ・アイ・レイ・ヨメ・ダイングの取り残された4人のメンバーが、ex-BtBaMのギタリストでありOh, SleeperのボーカリストShane Blayを引き入れて結成された新バンドで、そのWovenwarというバンド名を冠したデビュー作が名門Metal Bladeからリリースされた。
ロリペド VS, 嫁キラー ・・・ここ最近、20世紀後半のロック界が生み出した凶悪犯罪者といえば→Lostprophetsのボーカリストでありロリペドクソ野郎ことイアン・ワトキンス、いわゆるメタルコアとかいうジャンルにガチで終止符を打ちやがったAs I Lay Dyingのボーカリストであり嫁殺人(未遂)野郎ことティム・ランベシスという、現代のロック界およびメタル界を代表する二人のボーカリストの一騎打ちだろう。で、このWovenwarというバンドは→アズ・アイ・レイ・ヨメ・ダイングの取り残された4人のメンバーが、ex-BtBaMのギタリストでありOh, SleeperのボーカリストShane Blayを引き入れて結成された新バンドで、そのWovenwarというバンド名を冠したデビュー作が名門Metal Bladeからリリースされた。
アズアイ-暴虐性+シェーン= ・・・イントロ(#1)を引き継いで幕を開ける#2”Foreword”から、当然ながらアズアイの面影を直に感じさせる、(スラッシュ/ブルータルな暴虐性を排除した)よりメロディックに振り切ったツインギターによるキュルキュルっとした叙情性とボーカリストShane Blayのエモーショナルで力強いキャッチーな歌メロをフューチャーした、それこそこのWovenwarを象徴するかのような楽曲で、元々アズアイ自体メロディセンスはあったし、まさしくそれを再確認させるようなキラーチューンとなっている。その#2をはじめ、基本はシェーンの歌声からなるアメリカン・ハードロック直系の素直なメロディを、面影はあるが確実に一線を画したアズアイ生き残り勢によるメロディックなサウンドがバックを支えるという、あくまでもガッツリ歌えるタイプのVoシェーンの説得力ある歌声を最大限に活かしたシンプルな楽曲を中心に、途中H.I.Mばりの耽美なゴシック感を醸し出す#8”Father/Son”やロリペドプロフェッツに対抗するような#9”Profane”をアクセントとして挟みながら、各楽曲に施されたアレンジにより微妙に表情を変化させていく安定感のあるソングライティングとバンドの確かなテクニックに裏打ちされた、質の高いメロディックなロックアルバムとして楽しませる。そのスタイルは、KeEのセルフタイトルやex-KsEのハワード率いるDevil You Knowを彷彿とさせる。他にも→#5や#11のメッロメロなギターは大きな聴きどころで、まるで「メタルコアはクソだ!」と言わんばかりの、完全に吹っ切れちゃってる叙情的なギターからは色々な事が想像できて面白い。で、アズアイでもその確かな存在感を示していた、ベーシストJosh Gilbertのハイトーンコーラスはバンドが変わっても健在で、しかも#13”Matter Of Time”ではメインボーカルを張っていて、なんか「もうお前が歌えばいいじゃん」って思っちゃったんだからしょうがない。
Wovenwar
Metal Blade (2014-08-05)
売り上げランキング: 12,737
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