Artist Soen

Album 『Cognitive』

Track List
元Opethのドラマーマーティン・ロペスと元TestamentのベーシストSteve DiGiorgioを中心とする、北欧スウェーデンを拠点にした新プロジェクト、Tool(亜種)の新作、元い、Soenのデビュー作『Cognitive』なんだけど、この世にToolのinfluenceを受けたバンドは山ほど存在するが、ここまで”ありのまま”にtoolをやってのけるのは世界にこのバンド一つだけ、ってレベルの”Tool-Music”を展開してるんだけど、それもそのハズ、本作のミックスを担当したのは本家Toolの『Ænima』やFair to Midlandの『Fables From A Mayfly: What I Tell You Three Times Is True』などの名盤を手掛けたDavid Bottrillによる立体感溢れる”あの音質”から、Tool直系の”あのキザミ”やウネッたり歪んだりするギターのヘヴィネスやリフ回しは勿論の事、何と言ってもVoJoel Ekelöf(Willowtree)のメイナード超絶ライクな独特の歌い回しやそのルックスまでもToolを極めてる感がハンパない。んだけど、このジャケやパーカッションを多用したエスニックな異空間はトゥールそのものなんだけど、哀愁(ミカエル・オーカーフェルト的な)を含んだボーカルの温いメロディなんかは実に北欧的な香りがするし、極端な話ではあるが、おいらが思うに、本作はOpethの『Ghost Reveries』の次作に位置する9作目のアルバムとして、要するに真の”Next-Opeth”として聴くべき作品、という”俺の解釈”に行き着いたわけです(えっ 兎に角、Alternative化したOpethというか、Metal化したToolというか、そのOpethとToolの音階の狭間を行き来する音世界は実に興味深く、そして面白い。
密教的な呪術を唱え始めるイントロの#1から歪んだ異次元空間へと誘い、続く#2”Fraccions”もToolのinfluence全開な妖しい世界観を創造し、オペ某ライクなメタリックなリフでアグレッシヴに展開する#3”Delenda”、エスニックなムードを醸すパーカッションを擁したバラード的な#4”Last Light”、メシュガーっぽさもあるザクザクゴリゴリバキバキしたリフを刻む激しめな場面と哀愁香る歌でまったりと聴かせる場面でメリハリを効かせた#5”Oscillation”他etc・・・といった感じで、どの曲も一定の水準はあるものの、これといって突出した名曲的なモノがないようにも感じてしまう(強いて言えばMVになってる#10”Savia”くらいか)。当然、ToolやOpethを聴いてる人には強い既視感を憶えると思うし、全体的に如何せん”結構地味”なイメージが拭えないが、そのような邪念を振り払い本作を聴けば、それなりには楽しめるハズです。そんなわけで、時空の歪みにより開かれる異次元を創りだす本家ほどディープな世界観はないが、この手の好き者が泣いて喜ぶ事ウケアイな、高い完成度を誇るプログレ/オルタナ・メタルとなってるんでオススメ。

Album 『Cognitive』

Track List
1. Fraktal
2. Fraccions
3. Delenda
4. Last Light
5. Oscillation
6. Canvas
7. Ideate
8. Purpose
9. Slithering
10. Savia
元Opethのドラマーマーティン・ロペスと元TestamentのベーシストSteve DiGiorgioを中心とする、北欧スウェーデンを拠点にした新プロジェクト、Tool(亜種)の新作、元い、Soenのデビュー作『Cognitive』なんだけど、この世にToolのinfluenceを受けたバンドは山ほど存在するが、ここまで”ありのまま”にtoolをやってのけるのは世界にこのバンド一つだけ、ってレベルの”Tool-Music”を展開してるんだけど、それもそのハズ、本作のミックスを担当したのは本家Toolの『Ænima』やFair to Midlandの『Fables From A Mayfly: What I Tell You Three Times Is True』などの名盤を手掛けたDavid Bottrillによる立体感溢れる”あの音質”から、Tool直系の”あのキザミ”やウネッたり歪んだりするギターのヘヴィネスやリフ回しは勿論の事、何と言ってもVoJoel Ekelöf(Willowtree)のメイナード超絶ライクな独特の歌い回しやそのルックスまでもToolを極めてる感がハンパない。んだけど、このジャケやパーカッションを多用したエスニックな異空間はトゥールそのものなんだけど、哀愁(ミカエル・オーカーフェルト的な)を含んだボーカルの温いメロディなんかは実に北欧的な香りがするし、極端な話ではあるが、おいらが思うに、本作はOpethの『Ghost Reveries』の次作に位置する9作目のアルバムとして、要するに真の”Next-Opeth”として聴くべき作品、という”俺の解釈”に行き着いたわけです(えっ 兎に角、Alternative化したOpethというか、Metal化したToolというか、そのOpethとToolの音階の狭間を行き来する音世界は実に興味深く、そして面白い。
密教的な呪術を唱え始めるイントロの#1から歪んだ異次元空間へと誘い、続く#2”Fraccions”もToolのinfluence全開な妖しい世界観を創造し、オペ某ライクなメタリックなリフでアグレッシヴに展開する#3”Delenda”、エスニックなムードを醸すパーカッションを擁したバラード的な#4”Last Light”、メシュガーっぽさもあるザクザクゴリゴリバキバキしたリフを刻む激しめな場面と哀愁香る歌でまったりと聴かせる場面でメリハリを効かせた#5”Oscillation”他etc・・・といった感じで、どの曲も一定の水準はあるものの、これといって突出した名曲的なモノがないようにも感じてしまう(強いて言えばMVになってる#10”Savia”くらいか)。当然、ToolやOpethを聴いてる人には強い既視感を憶えると思うし、全体的に如何せん”結構地味”なイメージが拭えないが、そのような邪念を振り払い本作を聴けば、それなりには楽しめるハズです。そんなわけで、時空の歪みにより開かれる異次元を創りだす本家ほどディープな世界観はないが、この手の好き者が泣いて喜ぶ事ウケアイな、高い完成度を誇るプログレ/オルタナ・メタルとなってるんでオススメ。
Soen
Spinefarm (2012-02-21)
売り上げランキング: 45786
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