Artist Jolly

Album 『The Audio Guide To Happiness (Part I)』

Track List
1. Guidance One
2. Ends Where It Starts
3. Joy
4. Pretty Darlin'
5. The Pattern
6. Storytime
7. Guidance Two
8. Still A Dream
9. Radiae
10. Where Everything's Perfect
11. Dorothy's Lament
12. Intermission
USはNY出身の4人組、Jollyの約2年ぶりの2作目『The Audio Guide To Happiness (Part I)』なんだが、このJollyっつーバンドはだ、主に同レーベルInsideOut所属のRiversideやUKのPorcupine Tree、USのToolやSWEのKatatoniaを代表とするこの手の”ダーク・プログレッシブ/オルタナティブ・ヘヴィ”界隈、つまりはいわゆる”俺の界隈”の末端に属するUSの若手で、その音楽性も言わずもがな、随分とマニアックでモダンなオルタナティブ系プログレッシブ・メタルをやってるわけで、アンビエンスに薄霧がかったポストゴシック的な薄暗い雰囲気、90s的というか若干レトロなムードを醸し出す(こちらも同レーベルの)Devin Townsend的アート/モダン・メタルなサウンドを基本としながら、DTばりに華麗なkeyを擁して”クサイ”&”ドラマティック”なアプローチをあざとくも魅せるのが、このJollyの大きな特徴であり武器であり、本作では#3の”Joy”がその”特徴”を大きく感じさせる曲で、イントロのココロ踊るkeyからしてZARDの曲が始まったのかと一瞬勘違いするほどの歌謡的哀愁やHIM的なゴシック/メランコリックなエレメンツを感じさせるキラーチューンで、デヴィンっぽいモダン・メタルな#2”Ends Where It Starts”や#8”Still A Dream”、#5”The Pattern”ではMeshuggha的Djentパートを織り込んだガチプログ・メタルを聴かせるあたり、一応デビュー当時から注目していたバンドだが、『やっぱコイツら只者じゃないなぁ』という思いが更に強くなり、そして”ポストRiverside”の座に相応しい真の後継者だということを確信しました(って、大きく言うてるわりには如何せん知名度が低すぎるのが・・・泣)。 アメリカ産らしからぬ?90sチックなイモ臭さといい、色々と音のクセが強いが、あらゆるバンドからの影響が伺えるそのヲタッキーなサウンドは、この手の 音楽がスキーなら一聴の価値大アリな良作です。しかもなんと、今回の東日本大震災を受けて”Help Japan”として寄付&支援してくれてるので、少しでも気になった方は是非とも買ってやって下さい→コチラ 失礼かもだが、知名度的にドマイナーな彼らが支援を表明してくれるなんて、本当にありがたい事です。
本作は(Part One)となってるけど、本作(Part One)の中身は物語のフェーズⅠ(#1~#6)からフェーズⅡ(#7~#11)までで、続編となる(Part Two)に収録される予定のフェーズⅢからフェーズⅣは本作には収録されていないので注意が必要。で、本作の後編にあたる(Part Two)は、Twitter上でで確認したところによると、日程は不明だがリリースの予定がちゃんとあるとの事。なんで、僕と同じような疑問を持った方は ご安心を。ちなみに本作のミックス&マスター&アートワークは、ドラマーでありプロデューサーでもあるLouis Abramsom氏が全て一人でやってるらしいです。まぁこんな感じで、続編の(Part Two)にも期待・・・!!
8.0 / 10

Album 『The Audio Guide To Happiness (Part I)』

Track List
1. Guidance One
2. Ends Where It Starts
3. Joy
4. Pretty Darlin'
5. The Pattern
6. Storytime
7. Guidance Two
8. Still A Dream
9. Radiae
10. Where Everything's Perfect
11. Dorothy's Lament
12. Intermission
USはNY出身の4人組、Jollyの約2年ぶりの2作目『The Audio Guide To Happiness (Part I)』なんだが、このJollyっつーバンドはだ、主に同レーベルInsideOut所属のRiversideやUKのPorcupine Tree、USのToolやSWEのKatatoniaを代表とするこの手の”ダーク・プログレッシブ/オルタナティブ・ヘヴィ”界隈、つまりはいわゆる”俺の界隈”の末端に属するUSの若手で、その音楽性も言わずもがな、随分とマニアックでモダンなオルタナティブ系プログレッシブ・メタルをやってるわけで、アンビエンスに薄霧がかったポストゴシック的な薄暗い雰囲気、90s的というか若干レトロなムードを醸し出す(こちらも同レーベルの)Devin Townsend的アート/モダン・メタルなサウンドを基本としながら、DTばりに華麗なkeyを擁して”クサイ”&”ドラマティック”なアプローチをあざとくも魅せるのが、このJollyの大きな特徴であり武器であり、本作では#3の”Joy”がその”特徴”を大きく感じさせる曲で、イントロのココロ踊るkeyからしてZARDの曲が始まったのかと一瞬勘違いするほどの歌謡的哀愁やHIM的なゴシック/メランコリックなエレメンツを感じさせるキラーチューンで、デヴィンっぽいモダン・メタルな#2”Ends Where It Starts”や#8”Still A Dream”、#5”The Pattern”ではMeshuggha的Djentパートを織り込んだガチプログ・メタルを聴かせるあたり、一応デビュー当時から注目していたバンドだが、『やっぱコイツら只者じゃないなぁ』という思いが更に強くなり、そして”ポストRiverside”の座に相応しい真の後継者だということを確信しました(って、大きく言うてるわりには如何せん知名度が低すぎるのが・・・泣)。 アメリカ産らしからぬ?90sチックなイモ臭さといい、色々と音のクセが強いが、あらゆるバンドからの影響が伺えるそのヲタッキーなサウンドは、この手の 音楽がスキーなら一聴の価値大アリな良作です。しかもなんと、今回の東日本大震災を受けて”Help Japan”として寄付&支援してくれてるので、少しでも気になった方は是非とも買ってやって下さい→コチラ 失礼かもだが、知名度的にドマイナーな彼らが支援を表明してくれるなんて、本当にありがたい事です。
本作は(Part One)となってるけど、本作(Part One)の中身は物語のフェーズⅠ(#1~#6)からフェーズⅡ(#7~#11)までで、続編となる(Part Two)に収録される予定のフェーズⅢからフェーズⅣは本作には収録されていないので注意が必要。で、本作の後編にあたる(Part Two)は、Twitter上でで確認したところによると、日程は不明だがリリースの予定がちゃんとあるとの事。なんで、僕と同じような疑問を持った方は ご安心を。ちなみに本作のミックス&マスター&アートワークは、ドラマーでありプロデューサーでもあるLouis Abramsom氏が全て一人でやってるらしいです。まぁこんな感じで、続編の(Part Two)にも期待・・・!!
8.0 / 10
Audio Guide to Happiness
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売り上げランキング: 80015
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