Artist Mastodon

Album 『Live at the Aragon』

Track List
01. Oblivion
02. Divinations
03. Quintessence
04. The Czar
05. Ghost Of Karelia
06. Crack The Skye
07. The Last Baron
08. Circle Of Cysquatch
09. Aqua Dementia
10. Where Strides The Behemoth
11. Mother Puncher
12. The Bit [Melvins cover]
USが誇る新世代ヘヴィ・ロッカー、MASTODONを一気にメジャーなフィールドへと伸し上げ、世界での人気と”USのメタル=MASTODON”という形を確固たるものにした、2009年作の名盤『Crack the Sky 』の完全再現を収録した最新ライブDVD『Live at the Aragon』を観たんだけど、本LIVEは2009年の10月にシカゴで行われた際の映像で、サイケ/プログレな70s的Classicなサウンドへと大胆なアプローチをみせた、あの名作の完全再現ってんだから、本作品を観ないという理由が見当たらないですね。とりあえずその感想をちょっくら。
・・・本作品の見所としてはやっぱり、全体を通して安心して観ていられるほどに安定した演奏がまず素晴らしくて、特にこのバンドの”核”であろうドラムがハンパなく巧いってのが再確認できます。やっぱ、ドラムがうみゃ~バンドは音の”まとまり”が俄然強く生まれますね。『Crack the Sky』でも大活躍だったキーボードはライヴでもサイケデリックなイイ味出してくれてます。あとはギターの”あのキザミ”が超カッコイイ作品だったと、これも再確認。問題のボーカルは・・・ドラム叩きながらギター弾きながら歌ってるわけだから、多少の不安定さや粗さは否めないけども、全然許容範囲内です。言うてしまえばあれだ、極端に言うてしまえば、ボーカルは”オマケ”。
・・・Opethの最新ライヴDVDと違って、”今が旬”のバンドが”現代の名盤”を出し惜しみなく再現しちゃうってんだから、やっぱりサウンドの生々しさというか、バンドが醸し出す独特の雰囲気っつーもんが全く違いますね。ひっじょーに”リアル”だし、ある種の”凄み”がそこには存在しているんだ(演奏面ではOpethのが優れてるけどね)。けれども、本作のメインディッシュである4thの完全再現よりも、そのメインの後に待ち受ける過去作の”激ヘヴィ”な轟音ナンバーのが、自身の本領が発揮されてるよーな気がするのはオイラだけじゃないはず。あらためてMastodonの出自が”スラッジ”界隈だという事を強く意識させますね。ラストの曲にMelvinsのカバーってのも尚更にね。てか、1stに収録されてる”Mother Puncher”の時のビルさんが超カッコ良すぎる件。。。あとブレントお爺ちゃんが貫禄出すぎ・・・なにこれシブい。。。そうそう、メンバーの後ろのスクリーンには、『Crack the Sky』を描いたムービーが曲に合わせて映し描かれ、より一層に彼らの独創的な音世界へと引き込む演出は実に見事で、中でも組曲の#4”The Czar”のライブでのサイケっぷりがヤッバい。CD音源の比じゃないし、完全にトリップできるレベル。つーか『Crack the Sky』って、全てにおいてライブで観て聴いてナンボな曲ばっかしだよなぁ、って(その感覚はOpethよりも強いス)。兎に角、これを生で観た客がホントに羨ましい限りです。
・・・映像の質は、正直な所そこまで良くはないんだけども、【CD+DVD付き】でこのお値段(約2000円)で買えちゃうんだから、かなり良心的な方だと思います。まず損はしないね。・・・というわけで、本作は彼らの魅力がギッシリ詰まった作品なんで、MASTODONメニアなら迷わずポチっちゃいましょう。あっ、今やアメリカのメタルを語る上で欠かせない存在となったわけだし、要は”全メタラーが持つべき物”って言うたほうが手っ取り早いですねw

Album 『Live at the Aragon』

Track List
01. Oblivion
02. Divinations
03. Quintessence
04. The Czar
05. Ghost Of Karelia
06. Crack The Skye
07. The Last Baron
08. Circle Of Cysquatch
09. Aqua Dementia
10. Where Strides The Behemoth
11. Mother Puncher
12. The Bit [Melvins cover]
USが誇る新世代ヘヴィ・ロッカー、MASTODONを一気にメジャーなフィールドへと伸し上げ、世界での人気と”USのメタル=MASTODON”という形を確固たるものにした、2009年作の名盤『Crack the Sky 』の完全再現を収録した最新ライブDVD『Live at the Aragon』を観たんだけど、本LIVEは2009年の10月にシカゴで行われた際の映像で、サイケ/プログレな70s的Classicなサウンドへと大胆なアプローチをみせた、あの名作の完全再現ってんだから、本作品を観ないという理由が見当たらないですね。とりあえずその感想をちょっくら。
・・・本作品の見所としてはやっぱり、全体を通して安心して観ていられるほどに安定した演奏がまず素晴らしくて、特にこのバンドの”核”であろうドラムがハンパなく巧いってのが再確認できます。やっぱ、ドラムがうみゃ~バンドは音の”まとまり”が俄然強く生まれますね。『Crack the Sky』でも大活躍だったキーボードはライヴでもサイケデリックなイイ味出してくれてます。あとはギターの”あのキザミ”が超カッコイイ作品だったと、これも再確認。問題のボーカルは・・・ドラム叩きながらギター弾きながら歌ってるわけだから、多少の不安定さや粗さは否めないけども、全然許容範囲内です。言うてしまえばあれだ、極端に言うてしまえば、ボーカルは”オマケ”。
・・・Opethの最新ライヴDVDと違って、”今が旬”のバンドが”現代の名盤”を出し惜しみなく再現しちゃうってんだから、やっぱりサウンドの生々しさというか、バンドが醸し出す独特の雰囲気っつーもんが全く違いますね。ひっじょーに”リアル”だし、ある種の”凄み”がそこには存在しているんだ(演奏面ではOpethのが優れてるけどね)。けれども、本作のメインディッシュである4thの完全再現よりも、そのメインの後に待ち受ける過去作の”激ヘヴィ”な轟音ナンバーのが、自身の本領が発揮されてるよーな気がするのはオイラだけじゃないはず。あらためてMastodonの出自が”スラッジ”界隈だという事を強く意識させますね。ラストの曲にMelvinsのカバーってのも尚更にね。てか、1stに収録されてる”Mother Puncher”の時のビルさんが超カッコ良すぎる件。。。あとブレントお爺ちゃんが貫禄出すぎ・・・なにこれシブい。。。そうそう、メンバーの後ろのスクリーンには、『Crack the Sky』を描いたムービーが曲に合わせて映し描かれ、より一層に彼らの独創的な音世界へと引き込む演出は実に見事で、中でも組曲の#4”The Czar”のライブでのサイケっぷりがヤッバい。CD音源の比じゃないし、完全にトリップできるレベル。つーか『Crack the Sky』って、全てにおいてライブで観て聴いてナンボな曲ばっかしだよなぁ、って(その感覚はOpethよりも強いス)。兎に角、これを生で観た客がホントに羨ましい限りです。
・・・映像の質は、正直な所そこまで良くはないんだけども、【CD+DVD付き】でこのお値段(約2000円)で買えちゃうんだから、かなり良心的な方だと思います。まず損はしないね。・・・というわけで、本作は彼らの魅力がギッシリ詰まった作品なんで、MASTODONメニアなら迷わずポチっちゃいましょう。あっ、今やアメリカのメタルを語る上で欠かせない存在となったわけだし、要は”全メタラーが持つべき物”って言うたほうが手っ取り早いですねw
Live at the Aragon: +DVD
posted with amazlet
at 11.03.26
Mastodon
Reprise / Wea (2011-03-15)
売り上げランキング: 571
Reprise / Wea (2011-03-15)
売り上げランキング: 571
Crack the Skye
posted with amazlet
at 11.03.26
Mastodon
Reprise / Wea (2009-03-24)
売り上げランキング: 18565
Reprise / Wea (2009-03-24)
売り上げランキング: 18565