Welcome To My ”俺の感性”

墓っ地・ざ・ろっく!

2009年10月

Katatoniaの新作「Night is the New Day」の本サイトオープン!!

間もなくリリースされる北欧スウェーデンのストックホルム出身、KATATONIA の約3年振りの通算8作目となるニューアルバム「Night is the New Day」の本サイトがオープンしました!!

以下URL↓↓↓

http://katatonia.com/


さすが、本サイトだけあってかバイオグラフィーやフォト等のコンテンツが充実した内容になってます。見栄えも豪華になってるし、かなり気合が入ってますね今回は。ってか、メンバー紹介のヨナス君の写真・・・どこぞのブラック・メタラーっすかw他のメンバーも渋い髭を貯えちゃったりして、なんかすげーベテランの風格とでも言いますか、プロフェッショナル集団ってな感じのオーラが出まくりでカッコエエですね~^^特にドラマーのダニエルの存在感が凄いですね。なんか才能あるドラマーって感じが良いです^^実際に彼は上手いドラマーですしね。ちなみにダニエルはメンバーの中で1番若く、現在は32歳です。っつー事は、5th「Last Fair Deal Gone Down」の時はまだ26歳か・・・いやはや凄いの一言です。。。てか5thの時のフォト見たらヨナス君が坊主頭じゃん!!こりゃービックリ!!

新曲の音源を聴く限りでは、KATATONIAの集大成になりそうなアルバムで、期待が膨らみます!!・・・PVも楽しみ。


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EPICA 「Design Your Universe」 レビュー


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紅一点の美女、シモーネ・シモンズ嬢を擁するオランダのシンフォニック・メタルバンドの6人組、EPICA の約2年振りの4作目「Design Your Universe」を紹介。

01. Samadhi (Prelude)
02. Resign To Surrender (A New Age Dawns - Part IV)
03. Unleashed
04. Martyr Of The Free Word
05. Our Destiny
06. Kingdom Of Heaven (A New Age Dawns - Part V)
07. The Price Of Freedom (Interlude)
08. Burn To A Cinder
09. Tides Of Time
10. Deconstruct
11. Semblance Of Liberty
12. White Waters
13. Design Your Universe (A New Age Dawns - Part VI)

今やオランダのバンドと聞かれれば、シャロン嬢を擁するフィメール界のトップWithin Temptation と、シモーネたんを擁するこのEPICAの2強で争ってるわけなんだけど(つってもWTのが知名度的に上かな?)、今作の「Design Your Universe」は、傑作だった前作の「The Divine Conspiracy」から約2年振りの4作目のスタジオアルバムで、2007年にドラムのアリエン・ヴァン・ウィーセンベーク、今年2009年には新ギタリストのアイザック・デラハヤ、この2人が新しく加入して初めてのスタジオ作という事なんだけど、やはり前作の内容が素晴らしすぎたため、本作にかかる期待と不安が大きかったわけだけど、実際にを聴いてみると、その素晴らしかった前作すら軽く凌駕してしまう、これまた傑作に値するアルバムを作り上げてきたと自信を持って言える内容です。本作のミキシング/マスタリングは毎度お馴染みのサシャ・ピート

まずは、今だ24歳という紅一点のVoシモーネ・シモンズたんの歌唱力の成長っぷりが凄いです。なんとなーく予想した通り、ライブアルバムの「The Classical Conspiracy」でオーケストラと共演した影響がバンド全体や本作の作風に大きく表れていて、これまではパワメタ風な鬼気迫る力強い歌い方がメインだったけど、今作では柔らかくマイルド、そして艶やかな歌声や綺麗に美しく伸び~るソプラノVoを中心に、これまで以上に幅広い歌唱力を発揮しており、ライブ感を意識した臨場感と深みのあるVoや楽器隊のミキシングについても、「The Classical Conspiracy」のオーケストラ&オペラな感覚に近い、リアリティーのあるサウンドになってる。本作では、分かりやすいメロディを歌うのを極力避けて、あくまでオーケストラ風にソプラノVoとマイルドな歌とのメリハリを効かせたスタイルが中心となり、比較的落ち着いたテンポで歌っている印象。シモーネたんの存在感が増しても、マークのスクリーム・パートの割合を減らさないのは好感が持てた。けどちょっとは減ってるかも?とにかく、昨年陥った病魔から見事に回復し、華麗に復活したシモーネたんの超絶的歌唱力や母性ありまくりな癒される美声に、本作でも脱帽する事間違いなしです。

このバンドのもう1人の中心人物、ヴォーカル兼ギタリストのマーク・ヤンセンのスクリーム/グロウルの迫力が増してめっさカッコ良くなってるし、ついでに新ギタリストのアイザックもグロウルするパートもあったりして、スクリーム/デスのバリエーションが増えたような気がします。マークのデス声とアイザックのデス声との絡みが凄まじい4曲目の「Martyr Of The Free Word」とかめっさカッコイイっすわ。これも新ギタリストが加入した影響だと思うけど、Gリフの聴き所が凄く多くなってるし、これまで以上にギターがスラッシーかつヘヴィに、サウンドにはゴリゴリ感と厚みが増し、更にはギターソロの導入(Gソロの導入はアイザック加入の影響が大アリ)など、つまりは全体的にオーソドックスな「メタル」寄りなバックに変化しており、ここのポイントは本作を語る上において決してスルーできない大きな変化となってる。とにかくリフ!リフ!!リフ!!!の連続や変調子を使う場面など、バックの楽器隊はなんか色々とプログレ・メタルっぽい要素が増えてるね。演奏は意外にもタイトで、そのタイトさが妙なコミカリティを生んだりしてなかなか面白い。GソロはEPICAのサウンドに合わないような気がしたんだけど、どうなんだろうな、慣れれば問題ないかな?やはりこの人、マーク・ヤンセンの類稀なる音楽センスとソングライティング能力の高さが、本作でも十二分に発揮されてます。
ドラムは前任者のがテクはあったような気がするけど、本作を聴くとアリエンのドラムのが音的に合ってるかも。手数も多いしね。「Unleashed」のPV見て思ったんだけど、叩き方が子供のようで可愛いよね。「おりゃおりゃおりゃ」みたいな感じで(笑)

全体的な印象としては、中東風味な雰囲気が強かった前作のエピックな世界観を引き継いでおり、前作のブラストばりに荒々しく疾走するアグレッシブなパートは大幅に減少し、前文に記したシモーネたんのVoパートにも関連して、トータル的にパワメタ度が薄くなっている。つまりはミドルテンポ主体の楽曲が多いです。パワメタ的な勢いや疾走感が減った分、サントラ的なシンフォニックなサウンドや男女混声クワイヤがより一層全面にフューチャーされ、壮大なスケールと大仰なドラマティックさを極めた、KAMELOT タイプの「シンフォニック/プログレ・メタル」って呼べそうな感じですかね。特に「プログレ・メタル」っぽいな~って思わせるのは、大作の6曲目「Kingdom Of Heaven」で、この曲のベタなドラマティックさやプログレッシブなテクニカル・パート~アトモスフェリックなパート~アコギのパート~そしてトドメの泣きのギターソロとかマジで展開がクサ過ぎてヤバイ。5曲目「Our Destiny」の中盤から疾走するパートはめちゃKamelotっぽいです。シモーネたんのソプラノ&美声がジックリと堪能できる9のバラード「Tides Of Time」も、レトロな日本映画を見てるかのような、そんな懐かしい感覚っつーんだろうか・・・なんだろう、何か通づるモノがあるんだよなぁ、このベタなクサさは。特に3分16秒くらいからの展開が感動的過ぎて・・・日本人的には超ドツボなポイントだと思う。この曲はホントに凄い。初めて聴いた時は軽く衝撃を受けました。3のドラマティックなバラードも同じくツボを刺激します。
語弊があるかもしれないけど、「ヴァイキング・メタル」や「フォーク・メタル」に通じる「エピック度」&「クサさ」っつーんだろうか、その辺の高揚感や大袈裟感がスゴイ作品です。つまりは完全に日本人好みの「メタル」になったっつー事です。もはや「ゴシック」と付けるor呼ぶ必要はないかもね、このバンドは。ここまでガッチガチの「シンフォニック・メタル」アルバムになったのは、やはりプロデューサーであるサシャの存在が大きいんだろうね。シャリつく高音がキツめなサッパリした音質や大人びた曲調的にも、全体的なサウンドの垢抜けた感が強いんで、聴き易さは間違いなく上がっていると思うんよ。シモーネたんが今回のジャケ絵じゃないのも垢抜けた要素の1つだよね。

VoとGと共に表現力がアップし、全ての面において成長とクオリティーアップを感じさせるアルバムで、この手のジャンルの「主流派」はWithin Temptation を選ぶが、「メタル派」は心置きなくEPICAを選択できる、本作で「シンフォニック・メタル」界の頂点を極めたと言っても過言じゃない作品に仕上がってます。そう、ターヤが在籍していた頃のNightwish すら食う勢いを感じさせるアルバム・・・いや、さすがにそれはない?けど、少なくとも今現在のNightwishとはタイマン(笑)はれる本格派シンフォニック・メタルをやってるのは事実だよね。要は「最高傑作」っつっても違和感ない内容って事です。

1のイントロから始まり、2~6の神がかり的な流れから、7にキング牧師の演説を録したインストに次いで、「ちょwwwターちゃんwwwターちゃんwwwちょwwジェ~ンwww」って言いたくなっちゃう、「ジャングルの王者ターちゃん」もビックリなイントロから始まる8の「Burn To A Cinder」、サビのマークとシモーネの掛け合いがドラマティックな10の「Deconstruct」、アグレッシかつヘヴィなGリフでゴリゴリに展開する11、ソナタのトニー・カッコがゲスト参加してる12、そしてラストを飾るタイトルナンバーの13はこれまたドラマティックなナンバー。

2~6まではツカミのいい荒々しいシンフォニックナンバーを並べて、8以降は中東的なコンセプトを感じさせる曲を並べて、毎度の事最後の曲はアルバムタイトルチューンで締めるのも壮大でドラマティックな印象を強めている。捨て曲はトニー・カッコとデュエットしてる12曲目くらいなんで、その他は安心して聴けます。12はカッコとデュエットする必要性が皆無に感じちゃうのが痛い。どーせならKatatoniaヨナス君とデュエットしろっつーの!!!!(←お前どんだけヨナス君好きなんだよwww)

こんな感じで、今年の正統派フィメールヴォーカル系では堂々のNo1っすね!!まぁ、流石に手堅く、安心して聴けますね、このバンドは(・∀・)
 

Design Your Universe
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ELUVEITIE、新作のアートワーク公開!!

スイス産のケルティック・フォーク・メタルバンド、ELUVEITIE の新作「Everything Remains」のアートワークが公開されました!!

本作のプロデュースには、SLIPKNOT, MACHINE HEAD, KREATOR, BEHEMOTH, BULLET FOR MY VALENTINEなどを手掛けたコリン・リチャードソンらしいです。ジャケを手掛けたのは1st「Slania」の時と同じく、あの巨匠トラヴィス・スミス大先生です!!全ての面において期待が出来そうですねっ!!

ジャケは↓↓↓
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The Rasmus feat. Anette Olzonの「October & April」

昨年リリースされたThe Rasmus の新作「Black Roses」に収録されるはずだった、ナイトウィッシュのVoアネット・オルゾンとラスマスのVoラウリとのデュエット曲「October & April」が、11月25日にリリースされるラスマスのベスト盤に収録されるらしいっす。「October & April」の音源は一足先にyoutubeにアップされちゃってたんだけど・・・聴いてみた感想は、軽くゴスチックで微妙にクリスマスソング的な。冬の季節にピッタリなウィンターソングっちゅー感じですね。こりゃあラスマス&アネットファンなら聴くべしっ!!・・・てか、アネットの声ってこんなんだったっけか?


youtubeの音源を貼り貼り

↓↓↓


BREAKING BENJAMIN 「Dear Agony」 レビュー


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US産のオルタナティブ・メタルバンドの4人組、Breaking Benjamin の約3年振りの4作目「Dear Agony」を紹介。



1. Fade Away           ★★★★☆
2. I Will Not Bow         ★★★★★
3. Crawl               ★★★★
4. Dear Agony           ★★★★★
5. Lights Out            ★★★★
6. What Lies Beneath       ★★★★☆
7. Without You           ★★★★☆
8. Give Me A Sign        ★★★★
9. Hopeless            ★★★☆
10. Into The Nothing       ★★★
11. Anthem Of The Angels   ★★★



Breaking Benjaminは2004年に結成されたアメリカのロックバンドで、今やこの手のジャンルのトップに君臨していると言っても過言ではないほど有名なバンドで、「The Diary Of Jane」が大ヒットした前作の「Phobia」から約3年振りの4作目となる本作の「Dear Agony」は、これまでの流れと変わらず、骨太かつダイナミックなヘヴィネスが重厚なサウンドをバックに、Voベンのアメリカンロック然とし、哀愁が溢れるほどキャッチーでめちゃ上手い歌声を聴かせ、ポスト・グランジにも通じる重くダークな雰囲気を持った、分かりやすいオーソドックスなオルタナ・メタルをやってます。彼らと音楽性が近いREDThree Days Grace を聴いてる人なら、まず知らない人は居ないだろうね。


前作の3rd「Phobia」は、名曲「The Diary Of Jane」を中心に、良い曲がアルバム前半に集中して、後半はちょっと曲の質が落ちる印象があったんだけど、今回のアルバムは、思いっきり骨太かつヘヴィに聴かせるダークな曲や、ベンの哀愁歌メロを強調したBBらしいキャッチーな曲、壮大なストリングスを多用した曲など、序盤/中盤/終盤にしっかりと盛り上がる曲が置いてあるんで、前作よりはまとまりとバランスが生まれてる作品のような気がします。前作も思ったけど、やっぱりこのバンドは序盤と中盤がずば抜けて良いね。特に序盤に良い曲が多い。


Breaking BenjaminらしいヘヴィネスとVoベンのキャッチーな哀愁がたまらない1「Fade Away」、2「I Will Not Bow」、3「Crawl」、「Without You」、8「Give Me A Sign」。美しいストリングスとヘヴィネスの共存がカッコイイこれぞアメリカンバラードな4「Dear Agony」、6「What Lies Beneath」、11「Anthem Of The Angels」。ゴリゴリなヘヴィネスとアグレッシブなスクリームが強烈な5「Lights Out」、9「Hopeless」、10「Into The Nothing」はRED風味なオルタナ・メタルナンバー。本作はやたらREDっぽい部分が多いなぁって思ってたら、11曲中4曲をRedのJasen Rauchが手掛けてるらしいです、なるほどね。

一回聴くだけではイマイチ輪郭が掴みづらいし、前作の「The Diary Of Jane」のような誰もが認めるキラーチューンは残念ながらないけど、そのレベルに限りなく近い質の高い曲は多々あります。けど、この手のバンドの命運っつーか、メインストリーム系のバンドって「いかにシングルヒットが狙えるキラーチューンが書けるか」にかかってるだろうから、本作のキラーチューンの不在はちょっとしたマイナスポイントになっちゃうのかなーって。トータルで見ると決して悪くない、聴けば聴くほど味が出る、いわゆる「手堅い」内容なんだけど、けどやっぱり「The Diary Of Jane」と比べたくなっちゃうのは聴き手の性ってやつでしょーか。。。てか、やっぱりVoベンは上手い。更に歌が上手くなってるね。


こんな感じで、ビルボード初登場4位というのも納得の良盤だと思いました(・∀・)この手の音楽が好きならまず聴いて損はないよっ!!



7.5- / 10



Dear Agony
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